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だるい重い身体とサヨナラ!夏バテ回復かんたんレシピ

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管理栄養士の奥田千晶です。今年の夏は外出頻度も減り、夏バテとは無縁かと思いきや、暑いもんは暑いですね。だるいな〜、身体が重いな〜、気分もイマイチあがらないな〜って状態が続いていませんか?

暑い日が続くと食べる気さえ起こらなくなりがちですが、夏バテの正体は「疲れ」なので、しっかりと栄養素がとれていないと夏バテから回復しづらくなるんですよね。

そこで今回は、夏バテから回復する簡単にできるレシピをご紹介いたします。

■ヌルヌルとネバネバが最強!モロ梅納豆

<材料 /1人分>
納豆1パック(40g)
モロヘイヤ 15g
梅干し 小さめ1個(7g)

<作り方>

① モロヘイヤを10秒ほどゆでて細かく叩いて刻む。
② 梅干しの種を除き、細かく刻む。
③ 納豆を混ぜ、①のモロヘイヤ、②の梅干しをのせる。

モロヘイヤの分量は目安です。多くゆで過ぎた場合はしっかり水を切ってラップに包めば冷凍保存もできますよ。湯に入れて数秒で火が入るので、さっとゆでるくらいでOKです。

梅干しに含まれるクエン酸は、エネルギー代謝や疲労物質の代謝に関わることから疲労回復に一役買ってくれます。また、梅干しの酸味が納豆の独特な風味を和らげてくれ食べやすくなりますよ。ごはんにかけたり、うどんにかけてもおいしくいただけます。

■月見ヌルネバうどん

<材料 /1人分>

うどん1玉
長芋150g
卵1個
のり お好みの量
かつお節 適量
めんつゆ 適量

<作り方>

① うどんをゆでて流水で洗い、ざるにあげる。
② 長芋をすりおろす。
③ 器に①のうどん、②の長芋を盛り、卵を落とす。
④ のりとかつお節をまぶし、表示通りに希釈しためんつゆをかける。

暑くて食欲があまりない時でも、つるっと食べられます。長芋をすりおろすのがめんどうな時は薄切りでもOKです。薄切りにするとサクサクした食感になるので、つるっとしたうどんのアクセントになりますよ。

めんつゆがない時は、しょうゆ+だしで代替可能です。しょうゆだけでもOK!といいたいところなんですけど、塩辛くなってしまうので、だしで薄めるのがおすすめです。

■オクラのたたき風

<材料 /1人分>

オクラ 5本
たまねぎ 1/8個(20g)
かつお節 適量
ポン酢 小さじ1

<作り方>

① オクラは、茎の先端部分とガクをむき取り、表面を塩(分量外)でこする。
② ①のオクラをゆでる。
③ たまねぎを薄切りにし、水にさらす。
④ ゆでたオクラに、③のたまねぎをのせ、かつお節をまぶしポン酢をかける。

オクラとたまねぎのシャキシャキ食感がたまらない1品です。おくらの下処理を詳しく知りたい際は「白ごはん.com」にて、丁寧に説明してくださっています。のぞいてみてくださいね。

さて、お気づきですかね? ポイントはヌルヌル・ネバネバ食材です。

モロヘイヤ、長芋、オクラのヌルヌル・ネバネバには、たんぱく質分解酵素が含まれ、食事からのたんぱく質を吸収しやすくしてくれます。また、胃の粘膜を正常に保つ働きもあり、バテてしまった胃腸が元気を取り戻すのにぴったりの食材なんです。

さらに、モロヘイヤとオクラは、体内の活性酸素の作用を抑えて体内老化を予防するビタミンEやビタミンAを多く含んでいます。健康や美容にもぴったり!

おひたしやトッピングの他にも、味噌汁やカレーの具材でもよく合うので、いろんな食べ方を楽しんでくださいね。

今回は夏バテ回復レシピをご紹介しました。よかったら是非試してみてくださいね。

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CHIAKI OKUDA

管理栄養士

blog : 管理栄養士 奥田千晶の食美容

大手食品メーカーで研究開発、飲食店向けのプロモーション企画提案営業、 スーパーマーケットのPB商品開発、生産者のブランディング・動画マーケティングを経て、独立。分かりやすく伝えることを得意とし、明日からできる、がんばらないで美容と健康をキープできる方法が人気。私生活では1児の母。