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イライラや不安も食べ物が原因かも?!対処するには?

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こんにちは!管理栄養士の奥田千晶です。

なぜかイライラしたり、ニュースやSNSをみていて不安を感じたりする。でも、周囲を見渡すとそうでもない人もいる。感情の起伏に自分自身が疲れてきた・・・なんてことはありませんか?

イライラしやすかったり、不安を感じやすい状態なのは食事が原因である可能性もあるんですよ。そこで今回は、メンタルと食事の関係について身体のメカニズムから解説し、対処法をご紹介いたします。

① 鮮度のいい食材を選ぼう!

これは新鮮な豆苗です。

ピッチピチですね!

次に切ってから数日経過した豆苗です。

腐ってはいないものの、しぼんでいてみずみずしさを感じません。

さて、1枚目の豆苗と2枚目の豆苗、生命力を感じるのはどちらでしょう?

鮮度低下した食材は栄養価が落ちています。メンタルに影響する栄養素があるため、栄養価の観点でも新鮮な食材を選ぶことがおすすめです。

もう1つ、新鮮な食材を選んだ方がいい理由があって、食材にも氣が宿るという点です。宗教チックに聞こえているかもしれませんね。振り返りながらイメージしてください。

・イライラしたり不安を感じる時って、元気がない時ではないですか?
・元気な時に、イライラしたり不安を感じますか?

元気がない時には食材が持っている生命力をいただいたり、元気な時は元気を失わないために、新鮮な食材を選びたいですね。食事って栄養素をとるだけでなく、その食材のもつ氣もいただいているんですよ。

② 「セロトニン」を増やそう!

セロトニンは神経伝達物質です。喜怒哀楽をコントロールすることで、感情のバランスを保つはたらきがあります。不足すると感情をコントロールできなくなり、イライラしたり不安になったりと、心のバランスを崩した状態を引き起こしてしまいます。

もしかしたら、あなたのイライラや不安はセロトニン不足が原因かもしれませんよ?

セロトニンが不足しないために・・・セロトニンの材料をとろう!

セロトニンは主に、アミノ酸の1つであるトリプトファンからつくられます。トリプトファンを多く含む食材は、豆類・肉類・魚類です。

食材あたりのトリプトファン含有量は少なくても、1食あたり150〜200gくらいと量を食べる穀類はトリプトファンの摂取源としておすすめですよ。

(例)白ごはんお茶碗1杯150gで53mg、1日3食で160mgのトリプトファンがとれる!

③ 食事で自律神経を整えよう!

自律神経は、内臓や血管の動きをコントロールすることで身体の環境を整える神経です。活動時や緊張状態ではたらく交感神経と、睡眠時やリラックスしている時にはたらく副交感神経があり、この2つがバランスよくはたらくことで健全な心身を保っています。

大きなストレスが降りかかったり、長期にわたって緊張状態が続くと、交感神経ばかりがはたらくため、自律神経のバランスを崩してしまいます。

その結果として、理性でコントロールがきかないくらいの感情の波に飲み込まれるようになります。

ひょっとしたら、悩むほどのイライラや不安を感じている背景には、自律神経のバランスが崩れていることがあるかもしれません。

自律神経を整えるために・・・副交感神経を高めよう!

交感神経をはたらかせ過ぎて自律神経のバランスが崩れたのだから、副交感神経をはたらかせてあげましょう。副交感神経は睡眠時やリラックス時の他、食事をしている時にもはたらきます。

おいし〜い〜な〜♪ じっくり味わいながら、ゆっくり食べるといいですよ。

今回はイライラや不安と食事の関係について3つの視点から書きました。どれかできそうなところから実践してみてくださいね。

それではまた。

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CHIAKI OKUDA

管理栄養士

blog : 管理栄養士 奥田千晶の食美容

大手食品メーカーで研究開発、飲食店向けのプロモーション企画提案営業、 スーパーマーケットのPB商品開発、生産者のブランディング・動画マーケティングを経て、独立。分かりやすく伝えることを得意とし、明日からできる、がんばらないで美容と健康をキープできる方法が人気。私生活では1児の母。