FASHION

自分の中の女と男。 ファッションにも映して

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私の中には「woman’s side」と「man’s side」があります。男女関わらず、みんなそうだと思います。だから人間は面白いし奥深い(笑)。

ただし、私の場合は「man’s side」のほうが強い気がする。決断力が早く、黒か白――とわかりやすく、行動力があり、リーダーシップを取りたがる(笑)。これは何も、男性に多い傾向、というわけではなく、記号のようなものだと思っています。女性でもたくさんこういう人はいるし、男性でそうでない人もいる。

対して「woman’s side」は、細やかで繊細、優しい人当たり。あ、これも記号ね、女性=というわけではありません。そして私にだって、場面によってはこういう面もあるわけで(笑)。2つの要素で「大草直子」という人間ができているのだと思います。

おしゃれももちろんそう。マスキュリンでメンズライクなディテールと、フェミニンでエレガントなディテールでできています。

例えば、このセットアップのように。透ける素材で華やかなシルエット。けれど、シャツ自体は大きなポケット、ビッグシルエットで、「男前」なデザイン。スカートは、ふんわりした輪郭で、歩くとふわふわ揺れる軽やかさがあります。


シャツ:upper hights Grace
スカート:upper hights Anne

あ、このシャツ「すけすけだけど~」と思った方、センシティブな素材感を生かすため、きゃしゃなキャミソールを合わせてくださいね。そうすると、上半身だけでも「マスキュリン・フェミニン」が両方取り入れられます。


キャミソール:HAUNT SATIN CAMISOLE

こんなふうにいくつもの顔、表情、一面をもっているから、人間もおしゃれも個性的で興味深い!

もし最近ファッションがマンネリ化してきたなあ、と思ったら、どちらか1つのsideを、ぜひ色、素材、デザインで取り入れてみてくださいね♡

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NAOKO OKUSA

スタイリスト

Instagram:Naoko Okusa_Official

1972年生まれ。大学卒業後、婦人画報社(現ハースト婦人画報社)に入社。雑誌「ヴァンテーヌ」の編集に携わったのち、独立。新聞、カタログを中心にスタイリング、エディトリアルをこなすかたわら、広告のディレクションやトークイベント出演、執筆業にも精力的に取り組む。プライベートでは3児の母。