楽ちん、だけれど手抜きに見せないスウェット&Tシャツスタイル
こんにちは! ライターの鈴木亜矢子です。
5月は大人の「ボーダーカットソー」をテーマにお届けしてきましたが、最終週となる今週はひと休みコラムをお届け。おうち時間やご近所スタイルにぴったり、だけれど、地味や手抜きとは一線を画す「リトラル」のスウェットとTシャツをクローズアップします!
さて、早速ですが、ピックアップしたのがこちらのスウェットとTシャツ。
トップス:LITRAL PHOTO T-SHIRT (左) / OLD TOWN SWEATSHIRT (右)
まずは、Tシャツから。こちらのTシャツには、ロベルタ・ベイリーの写真がプリントされています。ロベルタ・ベイリーは、1970年代から1990年代まで、ニューヨークのパンクロックシーンを彩ったミュージシャンを撮り続けた女性写真家。スナップ写真として撮ったものが音楽誌に掲載されるうちに、その才能が評価され、有名アーティストのアルバムジャケットを撮ったりもしていたのだそう。
Tシャツにプリントされている写真は、夏の光がとってもキレイでリラクシングな一枚。後ろに写っている赤い花もアクセントとして効いています。
スウェットには、リトラルの2020SSのシーズンテーマ、サンディエゴの観光地「OLD TOWN」のロゴがプリントされています。全体的に洗いがかかったユーズド感があるので、テクニックなしでこなれ感が出ます。あえて、スカートやワンピースなど、正反対のキャラクターのアイテムと合わせても良さそう!
ということで、コーディネートも考えてみました。
トップス:LITRAL PHOTO T-SHIRT
ボトムス:Healthy DENIM Verbena
定番中の定番、「Tシャツ×デニム」スタイルです。ただ、ボトムスをパンツではなくスカートにすることで、女度をアップさせました。
Tシャツって、ベースとなる素材やシルエットだけでなく、その存在自体がボーイズライクなので、合わせのアイテムや小物、はたまたメイクで、「女っぽさ」や「大人っぽさ」をプラスしてあげた方が、おしゃれに奥行きが出て良いのかなぁと。
足元にはイエロー、手元のネイルは赤と、小さく、インパクトのある色もプラスしました。
トップス:LITRAL OLD TOWN SWEATSHIRT
ボトムス:upper hights THE ELEN
続いてはスウェット。先に書かせていただいたように、ワンピースやスカートと合わせたミックススタイルも素敵だと思います。が、もし、デニムと合わせるなら? こんな風に、ブルーとはまた違う色のデニムをチョイスすると良いかなって。
このデニムは「エタン」というアッパーハイツならではのグレージュカラーなのですが、ブラックやグレーでも良いと思います!とにかく、ブルー以外のデニムでひねりというか、変化球にした方が、大人度が上がると思います。
それから、足元はフラットシューズですが、トゥの細いポインテッドタイプに。バッグも小さめ、または、こんな風にクラッチタイプにして、女度メーターを上げました(笑)スウェットにデニムという、カジュアル×カジュアル、かつ、男の子度の高い洋服なので、ね。あっ、リップも「赤」で、きりっと引き締めるのがおすすめです。
さてさて、5月ももうすぐ終わりですね。6月が終わったら、2020年も折り返し。は、は、早い。6月と言うと、梅雨の時期でもありますが、そんなちょっと憂鬱な梅雨の気分をふきとばす、あのアイテムにフィーチャーしたいと思います。また水曜日に会えますように♡
AYAKO SUZUKI
エディター/ライター
大学卒業後、10年間のOL生活を経て、エディターでありスタイリストである大草直子の 事務所に入社。現在は、WEBマガジンの連載やアパレルブランドのカタログ製作など、 撮影、取材、執筆の日々。講談社のWEBマガジン『mi-mollet』では、身長152cmならでは の私服コーディネート が人気。今はまっているものは、おしゃれ、ホットヨガ、チョコレートに甥っ子♡