LIFE STYLE

よし、デニムを洗おう!

Share :

デニムの洗濯て、どうしてますか?私自身、正直そこまで気にしていません。笑
が、しかし、お気に入りのデニム!少しの知識で長く、綺麗に穿き続けられたら嬉しいです。
今週は洗濯方法、干し方等デニムの扱い方についてと注意点、一緒にお伝えします!あまりナーバスにならない程度に。笑

まず、準備から
基本はこの3つです!

①フロントボタン、ファスナーは閉める
②デニムを裏返す
③たたんで洗濯ネットへ

脱いでそのままテキトーに洗濯機に入れて回す。それ、型崩れの原因になっちゃいます。裏返す事で金具等が生地にあたって、生地を傷める原因も防ぐ事が出来ます。
水に濡れて生地が擦られることで、染められた染料が抜け落ちていきます。デニムを裏返すことで、色落ちと生地のダメージを最小限に抑えることが出来ます。
ダメージ加工の多いデニム程、そのまま洗濯機に入れてしまうのは致命的!ちゃんと折りたたんで、ネット洗い。三つ折り程度がちょうど良く、洗濯ネットはデニムのサイズに合ったもので。

洗剤は、衣類に優しい中性洗剤、弱アルカリ性のものがオススメ。ちなみに、スーパーで簡単に買える一般的中性洗剤だとメジャーなところで、デリケート洗い専用のエマール、アクロン等があります。
洗剤は酸性・中性・アルカリ性と3種類の性質に分類されていて、中性は酸性とアルカリ性のちょうど中間。衣類を傷めることなく、汚れを落とす事が出来るので、デリケートな衣類を洗う時にオススメ!です。

頑固な汚れを落とすことに関しては酸性・アルカリ性洗剤の方が向いています。が、一般的な『アルカリ性』洗剤の殆どが漂白剤、蛍光増白剤といった衣類を白くする薬品が入っていて、ややもすると斑、色抜けの原因にも。うわ、恐ろしー。洗うものによって上手く使い分を!
そして、洗剤は先にきちんと水に溶かしてから。他衣料に色移りを防ぐ為、出来たらデニム単品で洗いましょう。
洗濯機のコースは、色落ちを抑えるよう短時間で洗う(手洗いコース)に設定。手洗いコースのような弱い水流でも、デニム表面の汚れ、皮脂汚れは、中性洗剤で充分に落とすことが出来ます!

洗濯が終わったら、軽く引っ張ってシワを伸ばしつつある程度カタチを整えつつ、ボタン、ファスナーは留めたままで乾かします。こちらも同様に形崩れを防ぐ為。その際、裏返しで直射日光は避け風通しの良い場所で。デニムも日焼けするのです。

また乾燥機は絶対NG!!縮み、歪みの原因と、特に最近のデニムは生地がどんどん進化していてポリウレタン、エラスタン等のストレッチが入ったものが殆ど。言うなればゴム?ストレッチ素材は熱に弱いのです。うん、納得。自然乾燥、必死!です。

#STAY HOME の今、なかなか試着が難しいけれど、少し落ち着いたらデニムを買いに行こう。たくさん試着をしてお気に入りの一本が見つかりますように!

  • Share :

KENTA

ヴィジュアルマーチャンダイザー

某インターナショナルブランドのアパレルのセールス及びバイイングやVMDを経験。現在は某有名セレクトショップのVMDに従事。ファッション以外にもライフスタイルを提案する千里眼は確かなもので、理想的な<衣食住(ライフスタイル)>を提案します。