FASHION

身長152cmのおしゃれ奮闘記。5月のお題は「大人の」ボーダースタイル!

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こんにちは! ライターの鈴木亜矢子です。

日差しも風も爽やかな5月になりましたね。今月は、個人的にも大好きな「ボーダーカットソー」をピックアップしたいと思います! 私が好きなのは、ボーダー×デニムの超がつくほどシンプルなコーディネート。イメージとしては、ジェーン・バーキンがしていたような、リラクシングで、ボーイズライクなのに、どこか女性らしさが香る、そんなボーダースタイル。憧れてやまないのですが、私には彼女のようなかりっとした肩や腕、長い手足はないので……(苦笑)、ボーダー選びは慎重に。

これまでの、失敗もふくめた経験から整理した、私的、ボーダー選びのポイントは3つ。

1.首もとはVネックかボートネック
ボーダーカットソーは、ボーイズライクな印象が強め。そこにきて、背が低く、丸顔の私が、首元がやや詰まった、クルーネックのものを選ぶと、幼さが前面に出てしまいます。そこで、すっきり見せてくれるVネックか、首を細く長く女性らしく見せてくれるボートネックを選ぶようにしています。

2.ボーダーのピッチ(間隔)は太すぎず、細すぎず
ボーダーのピッチは、細すぎると印象がぼやけてしまいますし、太いと幼くなってしまいます。ボーダーならではのコントラストが活きる、太すぎず、細すぎないピッチがベスト!

3.どこかに抜けがある
背中があいている、デコルテまたは手首が見えるなど、肌の分量がやや多め、骨張った部分が見えるといったほか、空気を一枚間にいれたようなゆったりシルエットでもOK。ゆったりシルエットの場合は裾をボトムスにタックインしてメリハリをつけるのを忘れずに。

この3つの条件をクリアしつつ、私の♡が射抜かれたボーダーカットソーがこちら!


トップス:Le minor ENC BORDE(左)/ PETIT COPAIN(右)

うん、可愛い♡ 両方とも「ルミノア」のものです。「ルミノア」は、フランスの老舗ブランド。メイドインフランスにこだわり、自社工場で作り続けているので、クオリティの高さは言わずもがな。ベーシックを大切にしながらも、“今”の空気感を取り入れたデザインも絶妙です。

1着ずつ、選んだ理由やポイントを伝えていきますね。まずはパープルから。

最初に惹かれたのは、この優しいラベンダーカラー。ラベンダー一色だと、スイートな印象が強くなりますが、ボーダー柄になると、甘さが良い感じに引き算されます。さらに、ピュアなミルクホワイトとのコントラストも◎。カジュアルなのに、女性らしい、がこの一着で簡単に叶います。

それから、こちらのカットソー、フロントだけでなく背中もVに開いているんです。私的ボーダー選びのポイントにも書いたように、大人のボーダーに“抜け”はマストです。フロントだけでなく、背中にも意外性のある抜けがあるなんて、素敵♡ 背中が開いていると、自然といつもより背筋も伸びますしね(笑)

続いては、もう一着の、白地に黒のボーダー。

こちらは「PETIT COPAIN(プチコパン)」という、ルミノアの中でも人気の形。身体とカットソーの間に一枚風が入るような、ルーズフィットです。ボートネックデザインで、顔まわりに直線を描いてくれるので、ゆるゆるし過ぎる心配は無用。裾はアウトにしてもOKですが、私のような低身長さんは上述のように、裾をタックインしてメリハリをつけた方がベターかな、と。

肩のラインを落としたドロップショルダー、アームホールもゆったりめ、なので、気になる肩幅や二の腕もさりげなくカバーしてくれます。適度にハリはありますが、厚手のがさがさと硬い生地ではないので、軽いアウターを羽織ることもできるのでご安心を。

さてさて、大人のボーダーカットソー、いかがでしたでしょうか? 緊急事態宣言が延長され、外出自粛がもう少し続きますが、ボーダーカットソーはオンライン会議やオンライン飲み会でも、“映える”アイテムなのでオススメですよ。来週は、パープルのボーダーのコーディネートをご紹介しますね。また水曜日に会えますように♡


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AYAKO SUZUKI

エディター/ライター

Instagram:ayaco_suzu

大学卒業後、10年間のOL生活を経て、エディターでありスタイリストである大草直子の 事務所に入社。現在は、WEBマガジンの連載やアパレルブランドのカタログ製作など、 撮影、取材、執筆の日々。講談社のWEBマガジン『mi-mollet』では、身長152cmならでは の私服コーディネート が人気。今はまっているものは、おしゃれ、ホットヨガ、チョコレートに甥っ子♡