結局使えるプリーツスカート。 「揺れる」は春のドレスコード
ここ2年くらい、私のクローゼットにほとんどスカートは増えませんが、確実に枚数を増やしているのがプリーツスカート。しかもミモレ丈。なんでって? だって使えるんです(笑)。
こんなふうにトレーナーに合わせたり、Tシャツとだって。カシミヤニットもライダースもいける。丈がしっかりあるから、フラットハイヒール、靴も選ばない。すごいな、プリーツスカート。
今シーズン、春の初めに買ったのも、プリーツスカート。手持ちのものと違うのは、サテン地で光沢があることと、カーキがかったベージュであること。そして、プリーツのひだや丈がアシンメトリーであること。よりモード感が強く、そして横から見たとき、後ろから、フロント――と「印象が変わる」1枚です。甘すぎないのが私好み。
「プリーツスカートは何枚か持っているからタイトスカートを」というのはナンセンスで、自分の体型に、そして手持ちのトップスに合うものこそ、奥行きを積んで揃えていくべきなので、この春、5枚目になるプリーツスカートを新調したのでした!
歩くと揺れて、風も一緒にスタイリング。この春こそ、プリーツスカートを是非♡
NAOKO OKUSA
スタイリスト
Instagram:Naoko Okusa_Official
1972年生まれ。大学卒業後、婦人画報社(現ハースト婦人画報社)に入社。雑誌「ヴァンテーヌ」の編集に携わったのち、独立。新聞、カタログを中心にスタイリング、エディトリアルをこなすかたわら、広告のディレクションやトークイベント出演、執筆業にも精力的に取り組む。プライベートでは3児の母。