「ヘルシーデニム」の魅力を徹底解剖！ 〜定番人気のパンツ「H.Salt」編〜
こんにちは！ ライターの鈴木亜矢子です。
今月は、人気の「Healthy denim（ヘルシーデニム）」の魅力を分析しています。
今週ピックアップするのは、ヘルシーデニムの定番「H.Salt」。また上は深すぎることも、浅すぎることもない、ミッドライズ。
シルエットは裾に向かって細くなるテーパードですが、細身なので、身長152cm（→しかも脚短め！）、
かつ、下半身にコンプレックスのある私にとっては、挑戦アイテム。少しでも細く見えるよう、黒をチョイスしたわけですが……。その結果やいかに！？
まずはシンプルにニットと合わせたコーディネートから。
「超」がつくほど、シンプルな組み合わせですが、ディテールのアップデートを積み重ねると、きちんと“サマ見え”するんです。例えば、ニットは前後で差があるものを選び、フロントだけイン。こうすることで、今のムードが漂う、デニムのミッドライズデザインを生かせます。
それからデニムのライン。旬の細身、かつストレッチの効いた柔らかな素材なので、コンプレックスの脚のラインがそのまま露出してしまうのではないかと心配しましたが、大丈夫でした！しなやかなはき心地で長時間はいていても疲れを知らないことに間違いはないのですが、ぐだぐだした感じの、ただ柔らかいだけ、とは明らかに一線を画しています。フロントの太ももから膝にかけて入った色落ち加工も相まって、実力以上のすっきりラインに。
裾のフリンジ加工も良い感じ♡ 大袈裟ではなく、さりげないフリンジなので、大人でも気負いなくはけます。ちなみに、私は身長152cmで、サイズ23をはいていますが、丈詰めをすることなく、このフリンジ加工を楽しめるのも嬉しかったです。
続いてはオールブラックでまとめたコーディネート。
バッグ : ZANCHETTI (2020年1月末よりHAUNTにて販売予定）
ベースがフェミニン派の私にとっては、かなりクール（笑）。レザーの黒、ニットの黒、そしてデニムの黒と、質感の違う黒を重ねて、メリハリをつけました。ぜーんぶ黒だと、さすがに重たいのと、自分のキャラクターとは違うベクトルになりそうだったので、バッグで白を斜めに小さく入れてアクセントに。このゼンケッティのショルダーバッグ、ものすごーく可愛かったです。ほ、ほ、欲しい。
話が逸れました（笑）。そうそう、この「H.Salt」はウエストもフリンジになっているんです。さりげなくアクセントになってくれる、ニクいポイント。
また上の深さ、シルエット、加工感。どれをとっても、程よくトレンドが反映されているうえ、脚をキレイに見せてくれることを体感させてくれた、定番「H.Salt」。本当に気のきくデニムでした。人気があるのにはやっぱり理由があるのですね。お値段も税込15,400円とこなれていますしね♡
さてさて、来週は新作の「Citrus」のコーディネートにトライしたいと思います。また水曜日にお会いできますように！
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AYAKO SUZUKI
エディター/ライター
大学卒業後、10年間のOL生活を経て、エディターでありスタイリストである大草直子の 事務所に入社。現在は、WEBマガジンの連載やアパレルブランドのカタログ製作など、 撮影、取材、執筆の日々。講談社のWEBマガジン『mi-mollet』では、身長152cmならでは の私服コーディネート が人気。今はまっているものは、おしゃれ、ホットヨガ、チョコレートに甥っ子♡