カルフォルニア発グルーミングブランド「BYRD」日本で支持される理由を聞いてみました。
現役プロサーファーChase Wilson(チェイス・ウィルソン)が、自身の愛称“Big Bird”をネーミングの由来に、
カリフォルニア、ニューポートビーチで2012年に立ち上げた『Byrd Hairdo Products (通称 バード)』
ノースダコタのメトロポールホテルで彼の祖父が営んでいたBarber Shopとそこで販売されていた
ヘアトニックにインスパイアされ、モダンなポマードを生み出したのがブランドの始まりです。
ジェントルマンサーファーをイメージしてデザインされ製品は、日々の「身だしなみ」へのこだわりが定着した古き良き時代を思い起こさせます。
代表的なモデルであるクラシックポマードは、60年代のサーフカルチャーを築いたメンズライフスタイルを
ベースに据え、その香りは従来のポマードと一線を画し、太陽、海、砂浜のエナジーを全身で感じることができる彼らのホームポイント、エコービーチのサーフブレイク(波が割れる瞬間)をイメージしています。
海上、陸上ともにアクティブなFLOCK MEMBERによってテストを重ねて磨きあげられたBYRD製品は、
メンズグルーミングのマストアイテムとなっています。
BYRD SHOWROOMでお話を聞いてきました
ーーーBYRD ポマードの魅力
「近年、ポマードでヘアセットをする人が増えています。
その中でも、BYRDではクラシックポマードが1番人気です。油性のポマードなのでセット力はもちろん、艶感がでるので結婚式や様々なオケージョンでもいいですし、接客業の方や表に出る方にもいいですね。一度セットすると崩れて直す手間がないというセット力が強い理由からクラシックが一番支持されています。」
ーーー正しい使い方は?
「ポマードって実はつけ方を間違えている方がとても多いんですよ!まず適量を手に取っていただき1度馴染ませます。そこで、後ろから前にかけてセットしていくんです。そのあとにサイドにという流れがいいんです。そのほうがバランスがとれます。伸びもいいので普通の整髪料の半分の量でいいってのも魅力です!
でも、僕は前からつけちゃうんですよね(笑) ちなみにいつも愛用しているのはライトポマード ザ フリーです。」
ーーー展開店舗
「アメリカ、日本、台湾、オーストラリアと海外の展開も多くなっています。
LAではバーバーとSHOPが併設されており、おシャレな人でにぎわっていますよ。」
ーーー今後の展望
「サーフイメージが強いのですが、『髪の毛が乱れる』というのをキーワードにしてサッカー選手であったり、水泳、トライアスロンをしている人にも使ってほしいですね。
スポーツ選手は身なりにとても気を使っている方が多いので、このポマードは水に落ちにくいのでとても合うかと思います。
極論を言えば帽子をかぶらないすべての方につかってほしいというのが願望です(笑)
来年には東京でオリンピックがあるので、水で競技するスポーツしかり、僕の趣味でもあるサーフィンが初めてオリンピック種目になるということで大きくアピールできたらなと思っています。
ブランディングとしては、多くのSHOPで取り扱うのではなく、東京ではイメージが合い厳選したお店で取り扱いをしていくというスタンスでしたが、日本では5年目の節目になりますので、これからはもっと展開店舗を増やしていき更なる拡大をしていきたいと思っています。」
ーーーBYRDポマードラインナップ
■クラシックポマード
■ライトポマード ザ フリー
■マットポマード
42g:¥2,200 85g:¥3,300
BYRDの開発者であるチェイス・ウィルソンはサーファーでもあり、海に入ることが多いので市販のポマードは海に入ると崩れてしまうものが多く”水で落ちにくいポマード”をつくりあげました。
3種類のほかにCLAY(クレイ)が今年新登場。
マットな仕上げですが、これまで高いホールド力を誇ってきた「クラシック」「マット」より更にセット力が強く、他のポマードで合わせて使っても効果を発揮します。
Q&A
Q1 子供の頃のお気に入りのコーディネートは?
「スエットにデニムというアメカジスタイルが好きでした。昔、VOICE(ヴォイス)という古着屋で働いていたので古着がずっと今でも大好きです。」
Q2 欠かさず持っているモノは?
「ウイングロックのシルバージュエリーです。VOICEで働いていたころに特別に作っていただいたジュエリーです。インディアンジュエリーしか作らないデザイナーのリキさんがサーフィンが好きな僕のために特別にハイビスカスをモチーフに作ってくれたペンダントなんです。24年間ずっと愛用しています。
身近に使うもので身に着けていたいので」
Q3 ファッション以外で最近買ってよかったものは?
「波乗りが好きなのでサーフボードです。ショートボードを4本所有しています。
波がある日は毎日でもいっちゃいますね(笑)」
Q4 リラックスしたり、リフレッシュするためにしていることは?
「サーフィンができるところへ旅行することです。
最近行った【ロンボク島】がおすすめです。ローカルな場所でサーフィンをして、帰ってきてプールで泳いでご飯をたべてお酒を飲んで寝る!というのを10日間くらいすることでリフレッシュします」
Q5 昨日のお昼ご飯は?
「茅ケ崎に住んでいるので、地元のお店で【磯人(いそじん)】の刺身定食です。
アジフライがとても有名なお店です。魚がとてもおいしく、昨日の刺身はまぐろ、かんぱち、真鯛でした。
茅ケ崎の駅から車で5分くらいなので、ぜひ皆さんに食べてもらいたいです。」
【武見英樹氏 PROFILE】
1971年生まれ 神奈川県茅ヶ崎市在住。
文化服装学院スタイリスト課にて洋服について学び、22歳でused shop VOICEに入社。
約5年間渋谷店及び原宿店の店長として働くと同時にバイヤーとしての業務にも就く。
2009年、アントレックス商品開発事業部にて、オリジナルアイテムの開発事業に 携わり、NEOスリッパなどの大ヒット商品を生み出す バクスター、マリン&ゴッツ、ランドレスなどの海外ブランドのイメージディレクション を担当し、日本でのブランドの位置を確立させた。
2014年から カリフォルニアのニューポートビーチから発信されているブランドBYRDのブランディング&広報を担当している
INTHEKNOW Editors
INTHEKNOW 編集部
「INTHEKNOW (インザノウ)」GUEST LISTが運営するウェブマガジン。 ファッション、ライフスタイル、ビューティ、ヘルシー・・・を テーマに、スペシャルゲストのコラム連載や、取材記事に加え、 その時々の旬な情報をリアルに等身大の目線で発信していきます。