旬のロングコート。アンダー155cmでも着こなせるのは?
こんにちは。ライターの鈴木亜矢子です。
11月だというのに、アウターなしでも大丈夫な日々……。うーん。日本はどうなってしまっているのでしょう。とは言え、冬は必ずやってくるので、アウターの準備は必要。ということで、11月はコートをテーマにお届けします。
コートと一口に言ってもたくさんの選択肢がありますが、この連載は、身長152cmの“おしゃれ奮闘記”でもあるので、ちびっこ族にはハードルが高い、旬のロングコートにトライすることに。背が低くて、丸顔の幼な顔でもありますが、やっぱり、ロングコートをさらりと羽織るかっこ良さは憧れてやまないので!
今回チョイスしたのは、コストパフォーマンスの良さに定評のある、ステートオブマインドのロングコートです。じゃん!
左 chester coat
右 gown coat
うん。かわいい♡ どちらも、冬のはじめから春のあたまくらいまで着られる1枚仕立てで、フロントにボタンのないガウンタイプ。そして、な、な、なんとともに税込みで3万円代という驚きのプライス!
素晴らしすぎる!!
さっそく、それぞれのディテールを分析していきます。まずはアイボリーのチェスタータイプから。
chester coat
このコート、絶対みんな好きだと思います(断言!)。だって、どんなコーディネートでも、このアイボリーが一番外側にくると、瞬時に華やかにクリーンに仕上がりますもの。夏の強い日差しに映えるようなパキッとした白、ではなく、温かみのあるホットミルクのような白、というのがポイント。
さらに、大きめの襟が視線を上にあげてくれる、というのも、ちびっこ族的には高ポイント。顔を小さく、立体的に見せてくれるおまけつき♡ また、共地のベルトが付属しているので、ベルトできゅっと砂時計型にしぼったり、ベルトなしで着流したり、肩にかけたりと、着こなしの幅が広いのも魅力ですね。
そして、そして! 後ろ姿にも気の利いたディテールが。じゃん!
そう、こんな風にヨークの下にタックが入っていて。身体が入ると、ほんのりAラインになるんです。それがまた、なんともドラマティックで。着た状態でご覧いただいた方が説得力があると思うので、それはまた次回に♡
つづいては、ミルクティーカラーのガウンコート。
gown coat
前たて部分にたっぷり用尺をとっているので、なんだかラグジュアリーなムード。細かな計算ナシにばさっと羽織るだけでサマになりそうですし、オンオフともに活躍しそうな予感も。こちらも共地のベルトつきなので、気分やコーディネート、シーンによって表情を変えられます。
こちらの後ろ姿はというと……。
そう、こちらも、きちんと、工夫が施されているんです。センターシームが入っているので、“縦長(←ちびっこ族的高ポイント)”の美しいラインをサポートしてくれます。後ろから見たときの、襟の立体感も素晴らしいですね。首回りをあたたかく包み込みながら、リッチな雰囲気に仕上げてくれること、間違いナシ!
さてさて、アイテムそのものは素敵な2着のコート。はたして、身長152cmの私が着るとどうなるのか。まずは、来週、アイボリーのチェスタータイプの方からコーディネートを考えていきたいと思います。また、水曜日にお会いできますように♡
AYAKO SUZUKI
エディター/ライター
大学卒業後、10年間のOL生活を経て、エディターでありスタイリストである大草直子の 事務所に入社。現在は、WEBマガジンの連載やアパレルブランドのカタログ製作など、 撮影、取材、執筆の日々。講談社のWEBマガジン『mi-mollet』では、身長152cmならでは の私服コーディネート が人気。今はまっているものは、おしゃれ、ホットヨガ、チョコレートに甥っ子♡