【ニューヨークJFK国際空港】歴史的建造物の「TWAフライトセンター」が「TWA HOTEL」として復活!
こんにちは。
INTHEKNOW 編集部 です。
どこか旅行に行かれる時は、訪れる場所や目的やこだわりなど・・・宿泊先のセレクトはその時々様々になりますね。
今回は先日訪れたニューヨークで話題となっている「TWA HOTEL」をチェックしてみました。
【ニューヨークJFK国際空港】歴史的建造物の「TWAフライトセンター」が「TWA HOTEL」として復活!
今年(2019年)の5月15日にアメリカ・ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港内にオープンした「TWA HOTEL」は、1962年に「トランス・ワールド航空」のターミナルとして建てられた「TWAフライトセンター」を改装してつくられています。
「TWAフライトセンター」は、フィンランドの建築家エーロ・サーリネン(Eero Saarinen)がデザインを手掛けており、1994年にニューヨーク市の歴史的建造物に指定され、ささらに2005年には国家歴史登録財に認定されるなど、貴重な文化財として扱われてきました。
2001年「トランス・ワールド航空」買収を機に閉鎖されていましたが、2016年にホテルへと改装する巨大プロジェクトが立ち上がり、22の政府機関と170以上の企業の参加のもと「TWA HOTEL」として復活をとげました。
ホテルの客室はニューヨークのストーンヒル・テイラー(Stonehill Taylor)社がデザインし、暖かみのあるウッド調のレトロモダンなデザインが特徴で、こだわりのインテリアはエーロ・サーリネン(Eero Saarinen)デザインによるミッドセンチュリーのモダンなノール(Knoll)社製の家具が使用されています。
全512室(内スイートルーム22室)に加え、ミシュランシェフとして著名なジャン・ジョルジュ・ヴォンゲリスティン(Jean-Georges Vongerichten)の「Paris Café(パリカフェ)」など、8つのバーと6つのレストランがあり、ルーフトップにはプールも備えられています。
*ホテルの宿泊料金は一泊249ドル~で公式WEBサイトにて予約可能。
またフライトセンターには、約40,000平方フィート(約3,700平米)のイベントスペースを備え、オープン直前の5月8日には、ルイ・ヴィトン(LOUIS VITON)2020クルーズ・コレクションが開催されたことでも話題になりました。
*「TWA HOTEL」はJFK空港のターミナル5に併設され、すべての航空会社にアクセスが可能。
*映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」にも登場した、ホテルとターミナルをつなぐフライトチューブ。ホットレッド×ホワイトがとても印象的。
*フライトチューブ入り口前のスペースに再現されたトランスワールド航空のジャック・フライ(Jack Frye)社長のデスク。
1960年代当時にタイムスリップしたかのような圧巻の空間演出「TWAフライトセンター」
フライトチューブを抜けると、「TWA HOTEL」に繋がるフライトセンターが現れてきます。
1960年代の趣きがそのまま再現され細部にわたり世界観の演出が徹底されています。
*エントランスとカクテルラウンジに設置されたパタパタ音が懐かしいソラーリ式の表示機
*「ヴァレンティノ(Valentino)」や「ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)」などのデザイナーによって手掛けられた、1960年代当時のユニフォームを着用したスタッフたちが出迎えてくれる。
*1Fにある空港カウンター風にデザインされた「TWA HOTEL」のチェックインカウンター
他にもインテリゲンチア(Intelligentsia)のコーヒーバーや、サラダ店など軽食を販売するスペースがあり、1960年代当時の乗客の様子、空港内の様子が所々にディスプレーされいて、とても楽しい空間になっています。
TWAフライトセンターのアイコン「ザ・サンケン・ラウンジ(The Sunken Lounge)」
グラマラスな雰囲気を演出するホットレッド×ホワイトを基調としたラウンジで過ごすひとときは、旅への期待感を盛り上げてくれそうです。
1958年のフランク・シナトラのアルバム「カム・フライ・ウィズ・ミー( Fly With Me)」にインスパイアされたオリジナルカクテルも要チェック。
1960年代当時を感じさせるパブリックフォンやその当時のカルチャーを感じる小物がディスプレイされる売店やギフトショップなども。
英国ブランドGOLAとコラボレーションしたスニーカーやアパレルも揃う「 THE TWA SHOP 」
TWAのロゴやエアプレーンなどをモチーフにしたオリジナルグッズは、ピンバッチから文具類、ノートにスケッチブック、iPhoneケース、トートバッグと…豊富なラインナップで、選びがいがあります。
Tシャツやスウェット、キャップやソックスなどアパレルも充実。
GOLA×TWAスニーカーやALEX MILL×TWAのカシミアセセーターなど特別なアイテムも必見。
他にもアメニティグッズ、タオルなどのバス周りアイテムも揃っているので、自分用は勿論お土産にも重宝しそう。
ロッキード社のヴィンテージ旅客機・ 通称「コニー」もカクテルラウンジに
フライトセンターの外側には、ロッキード社のヴィンテージ旅客機「コンステレーション・ライナー」(1958 Lockheed Constellation L-1649A Starliner)通称「コニー」がカクテルバーに改装され、コックピットも見学ができるようになっています。
中に入らなくても撮影OKなのでインスタ映えの人気のスポットにもなっています。
今回ホテル宿泊はしいないのですが、フライトセンターだけでも十分楽しめるので、JFK空港を利用された際には遊びに行かれてみるのもおススメです。
TWA HOTEL OFFICIAL WEBSITE
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INTHEKNOW 編集部
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