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アンダー155cmでも諦めたくない! すっきり見えするフラットシューズとは?

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こんにちは! ライターの鈴木亜矢子です。

9月は、アンダー155cmが攻略するのはなかなか難しい「フラットシューズ」をお題にしたいと思います。
ここ7,8年でしょうか。フラットシューズの波が押し寄せてきたのは。10代のアムラーブームからスタートし、20代前半までは「ヒール靴」に頼りっぱなしだった私。5cmのヒールでは低く感じ、基本的には7cmか9cmのヒールを選んでいました。さらに、ピンヒールと呼ばれるような、華奢なものが多かったなぁ(遠い目)。

そんなヒール靴LOVEな私も、ここ数年のフラットシューズブームは無視できませんでした。レペットのバレエシューズが最初だったかな、それからコンバースのスニーカーをはくようにもなって……と、気がついたら週6か7でフラットシューズをはくように(笑)。年齢を重ね、無理のないおしゃれを楽しみたくなったというのもあると思いますが、フラットシューズって、ビシッとキメるというより、ちょっと肩の力が抜けたエフォートレスな印象を作ってくれたり、着こなしのハズし役として、良い仕事をしてくれるんですよね。


左:LUCENTI「APPUNTITO WB」
右:LUCENTI「BALETTO CLASSICO」

とは言え、身長も低く、脚も短い私としては、バランスをとるのが難しいアイテムでもあります。ですので、フラットシューズを選ぶときは、2つのMYルールが。

①「ポインテッドトゥ」を選ぶ。絶対ということではないのですが、持っているフラットシューズの8割はポインテッドトゥです。足先がすっと細くなっているぶん、すっきり見えるんです。きちんと感も出ますし!

②「甲はあさめ」をチョイス。素肌ではくときは足の肌が見えた方が、抜けができるうえ、脚が長くみえます。微差のようですが、結構大きく変わるんです。

そんなMYルールを余裕でクリアしていて、♡を射抜かれたこの秋のMY FAVORITEが、上の写真の2足なのです。

両方とも、日本人の女性プロデューサーが手がけた、MADE IN ITALYの「LUCENTI (ルチェンティ)」というブランドです。1足ずつ補足していくと……。

まずは、ツィードのフラットシューズ。今季はツィードのほか、サテンやベロアなど、ファブリックを使ったシューズを良く見かけます。レザーやパテントとはまた違う、洋服の延長ではけるシャレ感がありますよね。このルチェンティのシューズは、ソール部分と同じ布でくるまれたバックルが、程よく大きくてレディなアクセントとして効いています。

そして、何より感動したのが、インソール! ふわっとやわらかいんです。聞けば、寝具にも使われる低反発のウレタンがはいった「Mother Touch」という仕上げなのだそう。歩きやすさで言ったら、裸足にまさるものはないと思っていたのですが、裸足より断然、断然楽ちん! ふわふわっとしていて上質な絨毯のうえをずっと歩いているような感覚に。

もう一足はバレエシューズ。黒と赤は他のブランドのものを持っているので、シルバーをチョイス。シルバーはポインテッドトゥのフラットシューズを持っているのですが、本当に使えるんです。白よりシャープで、黒より軽やか。春夏だけでなく、タイツやソックスを合わせる秋冬も、合わせるアイテムを選ばないから、まさに万能選手! こちらも足入れがとってもやわらかくて◎!

さてさて、今週はここまで。来週からは2足の靴、それぞれのコーディネートをご提案できたらと思っています。まずは、ツィードのポインテッドトゥの方から。それでは、また!

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AYAKO SUZUKI

エディター/ライター

Instagram:ayaco_suzu

大学卒業後、10年間のOL生活を経て、エディターでありスタイリストである大草直子の 事務所に入社。現在は、WEBマガジンの連載やアパレルブランドのカタログ製作など、 撮影、取材、執筆の日々。講談社のWEBマガジン『mi-mollet』では、身長152cmならでは の私服コーディネート が人気。今はまっているものは、おしゃれ、ホットヨガ、チョコレートに甥っ子♡