デニムの世界も、 NO GENDERに!
先週に引き続き、LAのデニムレポートです♡ アメリカン ラグ シーのバイヤー、エリカさんに「デニムの流行なう」を聞いてみました。
レディスは、アメリカン ラグ シーにコーナーがある、RED CARDのような、シンプルでエフォートレスなタイプが断然人気だそう。加工もあまりない、きれいな表情で、1ウォッシュくらい。ストレートか、気持ちテーパードのシルエットがトレンド。色も、季節を問わずはける、ブラックデニムがIN。
対してメンズは、もう少し加工があるもの。遊びがあって、太目のシルエットとかも需要が高いそう。
ちなみに、このデニムの流行、レディスとメンズと数年おきに入れ替わるみたい!興味深い。男女が、お互いのデニムのおしゃれを見て、「ああ、良いなあ」とインスパイアされるのでしょうか。
デニムの聖地――LA。もっと、デニムの形も色々なのかな、と思いましたが、日常生活のすぐ近くにデニムがあるからこそ、カジュアルからドレスアップまでスタイリングできて、スタイルアップが可能なデザイン、というのが支持されているみたいですね。気負わず、格好つけず。デニムと人々の距離が近い感じ、デニムLOVERの私、大きな「学び」があった旅でした♡
NAOKO OKUSA
スタイリスト
Instagram:Naoko Okusa_Official
1972年生まれ。大学卒業後、婦人画報社(現ハースト婦人画報社)に入社。雑誌「ヴァンテーヌ」の編集に携わったのち、独立。新聞、カタログを中心にスタイリング、エディトリアルをこなすかたわら、広告のディレクションやトークイベント出演、執筆業にも精力的に取り組む。プライベートでは3児の母。