ブーム再燃!失敗しないダメージデニムの選び方 vol.1 -NEEDBY heritage編-
みなさまこんにちは!
最近またブームがじわじわと再燃してきている“ダメージデニム”
一昔前にスキニーやテーパードシルエットのダメージデニムがとても流行りましたが、今っぽく穿くなら断然ワイドシルエットがおすすめ。
今回はNEEDBY heritageから登場した私的ベスト・オブ・ダメージデニムをご紹介するとともに、ダメージデニムの失敗しない選び方やコーディネートのポイントを解説したいと思います。
「ダメージデニム」とひとことでも言っても、クラッシュやウォッシュなど加工もさまざま。NEEDBY heritageのデニムを紹介する前に、まずはダメージデニムの代表的なデザインをお話しさせていただきますね。
ダメージデニムの種類って、どんなのがあるの?
☑ウォッシュ加工
何度も洗い着古したような風合いが魅力のウォッシュ加工は、色落ちした部分が多いほど印象がカジュアルに。さらにウォッシュ加工の中にもさまざまな種類があって、ワンウォッシュ、ストーンウォッシュ、ブリーチ加工、ケミカルウォッシュ、バイオウォッシュなどなど。(ウォッシュ加工については、またの機会にこちらの連載で詳しくお話しできたらと思います♡)
☑クラッシュ
クラッシュとは傷や穴など擦れによる風合いをあらかじめつける加工のこと。クラッシュのダメージが大きいほどラフな印象になります。ちなみに今回ご紹介するNEEDBY heritageのデニムは、こちらのクラッシュにカテゴライズされるダメージデニムになります!
☑フレイドヘム
デニムの裾を切りっぱなし(=フレイドヘム)にした加工。裾だけに穿き込んだかのようなヴィンテージ加工を施すので、ハードな印象がほとんどなく、着こなしやすいアイテムです。きれいめや甘めのトップスにも合わせやすく、程よい抜け感をプラスするのに重宝。カットオフデニムと呼ばれることも!
と、まあこんな感じで、ダメージデニムにも色々な種類があるのですが、今回はクラッシュデニムに分類されるNEEDBY heritageのNO.7 / 25years rippedに注目しました。
デニム:NEEDBY heritage NO.7 / 25years ripped
ジャケット:HAUNT
NEEDBY heritageのVINTAGEラインから展開されている、ハイライズストレートモデルのNO.7。カラー名にもなっている“25years ripped”、実は「25年間デニムを穿き込んだらこんな感じの加工になりました!」という意味で、NO.7に限らず、VINTAGEラインのモデルは全て「デニムを穿いた年数=カラーネーム」になっているのです。“ripped”は英語で「引き裂かれた」という意味を示しており、膝のまわりに施された破かれたような加工がクラッシュなのです。
このNO.7はクラッシュの位置が膝上になっているので、視覚的にスタイルアップしてくれるのも個人的に嬉しいポイントだったりします♡それから、股下が全サイズ共通で76cmとかなり長めの設定になっているのも、NEEDBY heritageの特徴の1つ。丈の長さを生かして、あえて裾をワンクッションさせてゆるっと穿きこなすのが、ダメージデニムを今年らしくアップデートさせる秘訣なんじゃないかなぁと思います!
ダメージデニムを穿くとカジュアルすぎる印象になってしまうのでは…と不安に思っている方は、きれいめなジャケットやフェミニンなブラウスなどをミックスさせて取り入れるとバランス良く着こなせるのでおすすめです◎
私はダメージデニムのカジュアルさを引き立ててくれる、クラシカルなHAUNTのBOXY JACKETを合わせ、クラシカルで大人っぽいエッセンスをプラスしてみました。
さまざまな種類があり、まだまだ奥が深いダメージデニム。次回はupper hightsのダメージデニムをご紹介できたらと思いますので、ぜひまたお付き合いいただけると嬉しいです♡
RISA
デジタルマーケター
イギリス留学より帰国後、大学院に進学しファッション史について研究。 またアルバイトとしてファッション誌のWebライターを経て、2020年にゲストリストへ入社。現在、デジタルマーケターに従事する。 自身の連載記事では、コーディネートやスタイリングを提案するとともに、映画・アートをはじめとするカルチャー情報もお届け。