絶大なる「脚長」効果を、ハイウエストデニムで♡
こんにちは! エディターの鈴木亜矢子です。
身長152cm、フェミニンスタイル好きの私が、大人世代の「ほの甘スタイル」、そして「低身長」ならではのお悩み解決になるヒントを模索する本連載。
今月ピックアップするのは、ハイウエストデニム。身長の低さもさることながら、脚も短い私。デニムはハイウエスト一択です。ローウエストの大大大ブームが到来して、ハイウエストデニムが見つからない……とならない限り。 “ハイウエスト愛”をここに誓います(笑)
ハイウエストは大前提。
ストレートのワイドシルエットが気分!
STYLING:01
シンプルなコーディネートが
スタイリッシュにキマる
“最幸”の美脚デニム
ブラウス:STATE OF MIND
デニム:RED CARD TOKYO MM66
試着して、鏡をみた瞬間に、これ「好き!」となった1本、それが「MM66」というモデル。聞くと、1966年に、世界初の女性用ジーンズとして開発されて、マリリン・モンローも愛用したというデニムをオマージュしたモデルなのだとか。
だからなのかな、とってもシンプルに見えるのに、はくと、そこはかとない女性らしさが香ります。その理由のひとつが、ウエストの一番細いところを強調してくれる深い股上。うん、これ大きい。腰位置を高く見せてくれるだけでなく、ウエストをキュッと細く見せてくれて、そこから、ヒップの丸みを生かしつつ、少しゆとりを持たせたまま、すっと縦に落ちるストレートなワイドシルエット。脚が、最高に長く、細く見える、最幸の美脚デニムですます(自分比)。そう、それから、綿100%ですが、軽やかで柔らか。はき着心地も抜群です。
デニムがここまで完成されたシルエットなので、合わせはとにかくシンプルに。アメリカンスリーブのタンクトップだけでも、もちろん良いのですが、二の腕カバーと冷房対策を兼ねてブラウスをカジュアルにひっかけました。袖にフリルがあしらわれたブラウスなので、フェミニンなアクセントを添えてくれるのも◎。風を通し、風に揺れる様も涼しげです。
STYLING:02
どこかノスタルジックな
“よそゆき”デニムスタイル
ニット:HAUNT
デニム:RED CARD TOKYO MM66 EX
バッグ:DEMELLIER
続いては、MM66のアップデート版「MM66 EX」です。ベースのシルエットはMM66と同じなのですが、本来、腰のあたりに入っている“バックヨーク”と言われる仕様の切り替えが、フロント部分に施されているのです。この切り替えがあることで、間延びしがちなお腹周りがキュッと引き締まって見えます。さらに、下っ腹のホールド力も高まるので、ぽっこりお腹が気になって、ハイウエストデニムはちょっと……と思っている方にもおすすめです♡
合わせたトップスは肩まわりに厚めのパットが入った、80年代ファッションを彷彿させるニット。自分の肩や二の腕のラインを超えて、四角いシルエットを構築してくれるので、とってもモード。そしてスタイルカバーもしてくれる優秀な一着です。
デニムのフロントの切り替えを生かしたかったので、トップスはタックイン。MM66 EXが持つ、ヴィンテージライクな表情とあいまって、どこかノスタルジックな着こなしに。そうそう、このデニムはヒールのある靴が似合うのも、私的高ポイント。もちろん、スニーカーも合うのですが、ゆったりもストレートシルエットなので、華奢なヒールのサンダルやパンプスとも好相性なのです。レザーのバッグとつば広のハットを合わせて、おめかしスタイルに仕上げてみました。
PICK UP ITEM
Left:RED CARD TOKYO MM66 EX
Right:RED CARD TOKYO MM66
✔️ ウエストを細く、脚を長く見せるハイウエスト
✔️ 脚のラインを拾わず、合わせる靴も選ばない
ワイド&ストレートシルエット
✔️ 綿100%だけれど軽やかな着心地
今月も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。いかがでしたでしょうか?
次回は8月9日にUP予定です。また、この場所でお会いできますように♡
AYAKO SUZUKI
エディター/ライター
大学卒業後、10年間のOL生活を経て、エディターでありスタイリストである大草直子の 事務所に入社。現在は、WEBマガジンの連載やアパレルブランドのカタログ製作など、 撮影、取材、執筆の日々。講談社のWEBマガジン『mi-mollet』では、身長152cmならでは の私服コーディネート が人気。今はまっているものは、おしゃれ、ホットヨガ、チョコレートに甥っ子♡