FOOD - COOKING

新生姜

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早くも30度越えの夏日が続く今年、この夏も猛暑になりそうな予感しかないが、これからの時期、食卓を爽やかに彩ってくれるのが新生姜だ。この時期、スーパーに並ぶ新生姜は淡いピンク色が美しい。普段出回っている薄茶色の生姜より繊維が少なく、辛味も優しいのが特徴だ。ちなみにいつもの生姜は秋以降に収穫されたもので、土を付けたまま貯蔵したものが出荷されているそうだ。

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新生姜の中でも葉付きの小ぶりなものは谷中生姜とも呼ばれ、そのまま味噌をつけたりして生食でも楽しめる。私はちょっとひと工夫して、しゃぶしゃぶ用の豚バラで巻いたものをフライパンで焼くのが好み。サクサクと柔らかな食感と爽やかな辛味が豚バラ肉の脂がとてもよく合うオツな味わいのおつまみに。塩胡椒だけでも美味しいが、ニンニクと甘みを加えた南蛮味噌やもろきゅう用の金山寺味噌を添えるとさらにおつまみにぴったりな逸品になる。

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大ぶりな根っこ部分だけの新生姜は本当に食べ方いろいろなので、スーパーで見かけるとついつい手に取ってしまう。まずそのまま細く刻んで炊き込みご飯に。米2合に白だし大さじ2、酒とみりんを大さじ1ずつ加えた水360mlを研いだ米に注ぎ、皮のまま千切りにした新生姜40〜50gと細かく刻んだ油揚げ1枚分をのせて炊飯器で炊くだけ。新生姜の爽やかな香りがふわりと立ち上る初夏にぴったりのご飯は炊き立てに塩昆布を添えると最高。冷めても美味しいのでおにぎりにしてお弁当にもピッタリだ。

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この時期作っておくと便利なのがこの時期の香味野菜を刻んで合わせた五味薬味。新生姜、万能ネギ、茗荷、大葉、カイワレをそれぞれ細かく刻んで水にさらしてザルに上げて水を切ったもので、密封容器に入れて冷蔵庫で保存しておくと4〜5日は楽しめる。冷奴や納豆、そうめん、冷やしうどんなどと相性抜群。

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カツオのたたきや白身魚のカルパッチョなどの生魚はもちろん、焼き魚や冷やししゃぶしゃぶの薬味、塩焼き、照り焼き、バター焼き問わず焼いた肉に添えるとさっぱりといただける。その場合、大根おろしとポン酢と合わせてもいい。とにかく何にでも合うのでこの時期、たっぷり作っておくと重宝すること間違いなしの万能薬味だ。5種類揃えるのがめんどくさい場合は新生姜と万能ネギ、茗荷の3味でも十分楽しめる。

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新生姜を使った保存食もおすすめ。生姜といえばおなじみの甘酢漬けの「がり」(角切りにしておくとサクサクとした食感が楽しい)に甘みを付けない浅漬けなどがあるが、中でもこの時期にストックを欠かさないのが新生姜の白だし漬け。某メーカーの新生姜漬けに負けないさっぱりとした味わいで、食べた人みんなが作り方を教えて!と言ってくれる自慢の一品だ。作り方はとても簡単。作りやすい分量で、新生姜200〜300gを汚れをスプーンでこそぎ落としてから、皮のままざく切りにして、沸騰した湯で1分ほどさっと煮て、保存容器に入れ、白だし60ml、酢50ml、水40mlを合わせたものを注ぐだけ。この時、梅干しを1、2粒加えておくとさらに風味豊かに仕上がる。そのままパリパリとつまむのはもちろん、カレーやお弁当にも。

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最後に自家製のジンジャーシロップを。新生姜で作るときれいなピンク色に仕上がる。新生姜ならではの色を生かすために使う砂糖はグラニュー糖がおすすめ。薄く刻んで砂糖を塗して水気を出したものに水を加えて煮出し、最後にレモン汁を搾り入れると化学反応で色がパッとピンク色に変わる。生姜だけでもいいが、黒胡椒やシナモン、クローブなど好みのスパイスを加えてもよい。よく冷えた炭酸水で割れば、じめじめとした蒸し暑さをスキッと吹き飛ばすような清涼感が楽しめる。

夏バテ必至のこれからの季節、薬味効果で食欲を増進させ、冷房で冷えた身体を温めて、夏を美味しく乗り切りましょう。


新生姜のジンジャーシロップ

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材料(作りやすい分量)
新生姜 200g
グラニュー糖 160g
水 200ml
レモン汁 大さじ1

作り方
1.新生姜はスプーンで汚れを取り除き、薄切りにしてボウルに入れ、砂糖を加えて全体を馴染ませて、水気が出るまで15分以上おく。

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2.鍋に1と水を入れて火にかけ、沸騰したら弱めの中火で15分間煮る。

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3.火を止めてレモン汁を加え、全体を混ぜる。粗熱が取れたら消毒した保存瓶に入れる。冷蔵庫で1週間ほど保存できる。

4.ジンジャーエールは冷やした炭酸水で割り、氷を入れる。

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ariko

エディター / ライター

Instagram : ariko418

「CLASSY.」「VERY」などファッション誌の表紙などを担当するエディター、ライター。インスタグラムに投稿するセンスあふれる料理写真や食いしん坊記録で話題に。Instagramのフォロワーは20万人越え。著書に「arikoの食卓」シリーズ(ワニブックス)、「arikoのパン」(主婦の友社)「ありこんだて」(光文社)「おいしいルーティン」(講談社)「arikoの家和食」(講談社)に続いて、7月7日にはお菓子の本「arikoの喫茶室」がマガジンハウスから発売中。