LIFE STYLE

vol.9 PIGNETO(フォーシーズンズホテル東京大手町)

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国内外のホテルに精通したトラベルエディター、伊澤慶一の新連載「日常にもっとホテルを」。
vol.9となる今回は、これからの季節にぴったりなルーフトップテラスを有するフォーシーズンズホテル東京大手町の「PIGNETO(以下、ピニェート)」を紹介。ビジターとして訪れても、圧倒的な非日常感を味わえます。

コロナ禍でステイケーションが注目を集めた時期、私も都内のホテルを色々と泊まり歩いてみましたが、「フォーシーズンズホテル東京大手町」はあまりの素晴らしさに短期間でリピートしたほど、大のお気に入りホテルです。その魅力は、なんといっても眺望のよさからくる開放感と、洗練されたデザインにあると思っています。

ホテルが位置するのは、地下鉄大手町駅に直結するOtemachi Oneタワーの34〜39階。大手町の高層ビル群でも頭ひとつ抜けた高さにあるため、皇居方面の眺望は遮るものがなく、その先の新宿のスカイライン、さらに天気がよければ富士山まで、圧巻の眺めを堪能することができます。また著名デザイナー、ジャン=ミシェル・ギャシー氏が手掛けたデザインはエレガントかつ都会的で、空間に身を置くだけで五感が研ぎ澄まされるのではないかと思うほど。ホテルに非日常感を求める方には、まさにぴったりのステイ先と言えるでしょう。

そんなフォーシーズンズホテル東京大手町で、さらに「ここにしかない!」と言えるのが、39階(最上階)にあるレストラン「ピニェート」のルーフトップテラスです。こうしたテラスはバンコクや香港では珍しくありませんが、東京では非常に稀有な存在。40あるテラス席は冬の間はクローズしていましたが、今年(2023年)もついに4月10日に待望の再オープン!高さ200mの天空のテラスでいただく食事やビールは格別で、私も昨年夏に何度も利用させていただきました。予定では今年は10月下旬までオープンするとのことです(ただし悪天候や強風の時はクローズ)。

ピニェートが提供するのは、「アボンダンツァ」(豊潤な人生)をテーマに、旬の食材使ったイタリア料理。フォーシーズンズホテル東京大手町にはもうひとつ、ミシュラン1つ星に輝くフレンチレストラン「est(エスト)」がありますが、そちらと比べるとピニェートはファミリーや友人たちとの食事などカジュアルに使えるお店だと個人的に思っています(ただしドレスコードはスマートカジュアル以上を推奨)。おすすめはナポリ出身のピッツァ職人、アレッサンドロ・ルカ・デ・レオ氏が生地の発酵から焼き上げまで監修するピッツァ全般。マルゲリータやマリナーラなどの定番から月替りの「マンスリーピッツァ」までアラカルトで注文でき、イタリア産小麦を100%使用した本場の味が楽しめます。

この日、オーダーしたのは前菜・メイン・デザートからなる3品のランチ限定コースメニュー「トラステヴェレ」。メインはピッツァやパスタの他に、黒豚のポルケッタや海老のグリルや国産牛サーロインステーキなど(一部は要追加料金)、10種類以上の中からひとつ選択可能。またこの日の季節のデザートはイチゴを使った季節のケーキのほか、ジャンドゥーヤ・ピスタチオ・ストロベリー・マンゴー・レモンなどのジェラートも選ぶことができました。さらにコーヒーまたは紅茶がセットになって、お値段は6,900円(税・サ込み)。テラスで陽光を浴びながらのんびりといただく至福のランチで、非常にバリューを感じられた内容でした。

もちろんレストランなのでビジターの方でも利用可能。ただし、大変人気のレストランなので事前予約は必須(特にテラス席希望の場合はお早めに!)です。先ほど紹介したランチ限定メニュー以外にも、平日限定の全4品の「おまかせコース(ランチ・ディナーともに9,900円。税・サ込み)」や、こちらも平日限定でドラフトビールやワインなどのフリーフロー(60分)とイタリアの前菜盛り合わせがセットになった「サンセットアペリティーヴォ(ディナーのみ6,900円。税・サ込み)」など、お得なプランがたくさん揃うピニェート。これからの季節にぜひ知っておきたい、最高のルーフトップテラスです!

 

今回紹介したホテルはこちら!
フォーシーズンズホテル東京大手町

 

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KEIICHI IZAWA

トラベルエディター

instagram : izawakeiichi

旅行ガイドブック『地球の歩き方』編集部にて国内外のガイドブックを多数手がけ、2017年に独立。現在は、雑誌のホテル特集ページ制作を手がけたり、「ワーケーション」や「ステイケーション」をテーマに連載記事の執筆、また自らのInstagramアカウントで日々おすすめホテル情報を発信している。