「デニム」をアップデートして春はじめ
こんにちは! ライターの鈴木亜矢子です。
身長152cm、フェミニンスタイル好きの私が、大人世代の「ほの甘スタイル」、そして「低身長」ならではのお悩み解決になるヒントを模索する本連載。
今月ピックアップするアイテムは、「デニム」。新しい季節、「春」はデニムが似合う季節。MYベーシックアイテムでもあるデニムからアップデートして、新しいおしゃれを楽しみたいと思っています♡
アップデートの鍵は
クラッシュ加工
STYLING:01
ハードな加工で
白シャツ×デニムのこなれ感が倍増!
デニム:upper hights THE HIM
シャツ:HAUNT
バッグ:DEMELLIER
春=新年度のはじまりは、潔く、ベーシックなアイテムだけでコーディネートをしたい気分になります。白シャツ×デニムは、まさにそんな気分に寄り添った組み合わせ。ただ、去年とまったく一緒だと、つまらない……。そう、手にとる回数の多い、そして、おしゃれを支えてくれるベーシックアイテムこそ、アップデートが必要なのですよね。
今年のデニムの私的アップデートキーワードは、“クラッシュ加工”。フェミニン好きで、どちらかというときれいめスタイルの多い私。ハードなクラッシュ加工のデニムは持っていないのですが、今年はなんだかとっても惹かれるのです。抜け感やこなれ感を欲しているのかな。
そんなこんなで、選んだのはアッパーハイツのTHE HIM。やや細身のストレートシルエットが、ノンストレッチ素材で表現されています。オーセンティックなデニムらしい表情で、ジャストウエストというより、ちょっと腰ではくイメージ。新鮮! トップスは王道のクリーンな白シャツをチョイス。ふんわり空気がはいるオーバーサイズを選び、デニムの抜け感とリンクさせました。
ここに真っ白なコンバースのスニーカー、なんていうスタイルもものすごくカッコいいと思うのですが、身長バランス的に難しいなと思ったのと、自分の好きなテイスト(フェミニン、きれいめ)に引き寄せたかったのもあり、足元はヒールありの白のミュールに。バッグも、きれいめな印象が漂うレザーのショルダーバッグを合わせて、自分らしいバランスに仕上げてみました。シャツもデニムもカジュアルで抜け感たっぷりなので、バッグや靴などの小物できれいめに寄せる、そんなイメージです。
STYLING:02
裾のデストロイ加工が
ピリッと効いた美脚デニム
デニム:upper hights THE EIGHTY
トップス:Le minor
バッグ:upper hights
2本めは、安心・安定の美脚テーパードシルエット、アッパーハイツのTHE EIGHTYをチョイス。テーパードシルエットとは、太ももまわりにゆとりがあり、裾に向かって細くなるシルエットのこと。脚のラインになじみながらも、ラインをキレイに補正してくれるので、体型を選ばず、美脚効果をもたらしてくれるのです。そして、ウエスト位置を高くマークできるハイライズ、というのもポイント。小柄さんの脚も長く見せてくれます。
注目して欲しいのは裾。「デストロイ加工」という、ダメージ感の強い加工が施されています。この裾があることで、こなれ度がぐぐぐっと急上昇。アンクル丈なので、小柄さんでもお直しナシでこの加工を楽しめます。ちなみに、私はサイズ23を着用しています。
今回はボーダーカットソー(後ろはVに開いています!)に、パールのネックレスを合わせて、カジュアル×エレガンスのミックススタイルに。足元はスニーカーでももちろん良いのですが、フェミニンなスパイスを足したくて、リップ代わりのピンクのサンダルをセレクト。バッグでもピンクをリフレインして、アクセントとして効かせました。
PICK UP ITEM
デニム / left:upper hights THE HIM
デニム / right:upper hights THE EIGHTY
✔️ ハードめなクラッシュ加工
✔️ グレーを含んだ明るいカラー
✔️ 脚を美しく魅せるシルエット
今月も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。いかがでしたでしょうか?
次回は4月12日のUP予定です。また、この場所でお会いできますように♡
AYAKO SUZUKI
エディター/ライター
大学卒業後、10年間のOL生活を経て、エディターでありスタイリストである大草直子の 事務所に入社。現在は、WEBマガジンの連載やアパレルブランドのカタログ製作など、 撮影、取材、執筆の日々。講談社のWEBマガジン『mi-mollet』では、身長152cmならでは の私服コーディネート が人気。今はまっているものは、おしゃれ、ホットヨガ、チョコレートに甥っ子♡