デニムのお悩み 解決します！DENIM Q&A

先月からお届けしておりましたupper hightsのはき比べシリーズもいよいよ今週で最終回。今回の企画のフィナーレを飾るのは、テーパードモデルのTHE NINETY’SとTHE RASCAL 2です！

upper hightsのテーパードモデルTHE NINETY’SとTHE RASCAL 2をはき比べてほしい！

デニム：upper hights　THE NINETY’S
ニット：STATE OF MIND

2020年の秋冬シーズンから登場し、それ以降定番モデルとして人気の“THE NINETY’S”。
upper hightsのスリムテーパードモデル“THE STELLA”よりも腰からヒップにかけてややゆとりを持たせたテーパードシルエットのデニムになります。

実はもともとupper hightsのレギュラーラインナップの中に“THE EIGHTY’S”というハイライズの9分丈テーパードデニムがありまして、今回ご紹介するTHE NINETY’SはTHE EIGHTY’Sのシルエットはそのまま継承し、ウエスト部分をミッドライズに変更したモデルなんです。（詳しくはこちらの記事でお話ししております！）

デニム：upper hights　THE RASCAL 2

そして、THE NINETY’Sとともにはき比べているのが、こちらの“THE RASCAL 2”。真っ先に目を引くのは、やはり後ろポケットのデザインですよね。バックポケットを1回外し、ズラして再度取り付けるという手法により、キャッチーで遊び心あるバックスタイルが完成。後ろ姿さえおしゃれ上級者にレベルアップしてくれるのが、このデニムならではの魅力なのです。

このデニムのシルエットなのですが、厳密にいうとテーパードデニムではなく、“スラウチデニム”にカテゴライズされます。

スラウチデニムとは、

・腰回りはゆったり
・裾に向かって細くなっていく

こういった特徴を持っており、裾に向かって細くなっていくという定義的には、いわゆるテーパードデニムと同様。

ただ、スラウチは腰回りからももにかけてふくらんだようなゆとりのあるシルエットである一方、テーパードは腰回りにややゆとりはあるが、裾へ向かって直線的に細くなっていくという相違点があります。先にご紹介したTHE NINETY’Sのヒップは93cm/25sizeに対してTHE RASCAL 2は97cm/25sizeなので、THE RASCAL 2の方がヒップ周りにゆとりを感じやすいかと思います。

さて、3週にわたってupper hightsのはき比べをお届けしましたがいかがでしたか？この検証結果がこれからデニムを選ばれる方の参考になれば嬉しいです！