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お気に入りのデニムを長持ちさせるには?

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みなさんは普段デニムをどのようにケアしていますか?
デニムがお好きな方の中には、「生地の劣化を防ぐために洗濯はしないほうがいい」と考えている方も多いかもしれませんが、「デニムは洗わない方がいい」というのはヴィンテージブームのときに広まった迷信です。皮脂・汗・汚れがついたデニムを洗わないことで細菌やカビが増殖し、逆に傷んでしまうのですよ。

今回はよく質問でもいただく“デニムを長持ちさせる方法”についてたっぷり解説したいと思います!

お気に入りデニムを長持ちさせるケア方法について

先ほども少しお話ししましたように、デニムははきこんで適度に正しく洗濯してあげる方が長持ちします。ゲストリストが展開するデニムブランドRED CARD TOKYOやupper hights、Healthy DENIMのように、そもそもウォッシュ加工済みでほとんど色落ちしないデニムであれば、2~3回に1度の割合で洗濯するのがよいでしょう。

そして洗濯の際は、やはりデニム専用洗剤を使うのが1番なのです。普通の一般的な洗剤ですと蛍光増白剤・漂白剤を含んでいるものが多いため、インディゴの色をきれいに保つことが難しく、色あせの原因になってしまうので!

お水にデニム専用洗剤を適量入れたら、あとは浸け置き洗いです。皮脂や汗といった汚れが集中するのはデニムの裏側なので、デニムを裏返してから20分以上浸け置きするのがポイント。

浸け置き後は軽く手洗いして、洗濯機で脱水します。すすぎが終わったら、次は干す作業へ。

干し方は人によってさまざまあるようですが、色々試して個人的に1番良いと実感したのがこの方法です。2本のパンツハンガーを利用し、筒状にしてから裏返し状態のまま陰干しするという手法。

特にストレッチデニムは長くはきこむにつれて、ひざのあたりがポコッと膨らんでしまう、いわば“膝抜け”が進行してしまうのが宿命…なのですが、この干し方であれば膝抜けを防止することができ、本来のシルエットをキープすることができるんです。

干し終わった後の保管方法は、タテ二つ折りにしてからコンパクトにたたんで、衣装ケースに収納するのが一般的。直射日光を避け、防虫剤を入れて保管しましょう。

ただ1つ注意が必要なのは、このたたみ方だとどうしてもたたみジワがくっきりと出てしまうということ。たたみジワがついたままのデニムを着用し続けると、その部分から色落ちが始まってしまい、不自然なアタリがついてしまう可能性もなきにしもあらず…。

なるべくきれいな色落ちのまま保管したいというデニムは、スラックスと同様に二つ折りにして、パンツハンガーで吊るすのがおすすめ。(特にリジットデニムなんかは色落ちが目立ちやすいので、こちらの吊るす保管方法がベター)
また衣装ケースに入れて保管したデニムを久々にはく場合は、スチーマーでたたみジワをしっかり取ってからはく。このちょっとしたひと手間が、デニムを長持ちさせるうえで大事なステップなのです◎

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DENIM MEISTER

デニムマイスター

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