服を”引き立ててくれる”ベージュネイル
ファッション業界をはじめ、流行に敏感な場所で活躍されている方が、ほかの人へおススメしたいリアルバイした“ベストコスメ”についてフィーチャーする連載コラム。
最近リアルバイしたベストコスメを教えてください。
CHANEL LE VERNIS LONGUE TENUE 951 – ORIGINEL
シャネルヴェルニ ロング トゥニュ 951-オリジネル
おすすめしたい理由を教えてください。
ピンクっぽくも白っぽくもなく、ブラウン寄りのベージュが気に入っています。例えるなら、濃いめのオークル系ファンデーションのような色。今までベージュネイルと服の関係って、”いかに浮かないか”が使命だったと思うのですが、これは考え方が違う。服を”引き立てつつ自らも地味見えしない”ベージュなんです。服がモノトーンならシックな手元になるし、ベージュのワンピースはヌーディな色気を、ビビッドカラーのシャツには引き締め役として効果を発揮する…。ファッションの一部になってくれるので、毎日頼りにしています。
ちなみに剥げたネイルは自分のテンションが下がるので、週1で塗り替え。土曜の深夜、あとは寝るだけという状態で『オードリーのオールナイトニッポン』を聴きながら。デュカートのベース&トップコートⅡがあれば、寝ている間にヨレる心配もありません。
美しくいるために続けていることがあれば教えてください。
美術展や海外映画など、メジャー系もニッチ系もいろいろ足を運ぶようにしています。元々雑誌の誌面づくりの際、写真の撮り方やレイアウトの参考に…と思ってしていることですが、服やメイクを考えるときにも、配色や質感のバランスが役立っています。
お笑い芸人の単独ライブも、パンフレットやVTRなど凝っているものが多く、参考になるんです。「楽しい!」「おもしろい!」と体感すること自体、心の健康や美に繋がると信じています。
小林文(こばやし あや)
1985年愛知県名古屋市生まれ。大学卒業後上京し、約5年半、人材系企業に営業職として勤務。28歳でエディターを志し、転身。現在はフリーランスのファッションエディターとして、『GISELe』『mi-mollet』などで編集・執筆中。お笑いライターとしても活動。
文さま、素敵なネイルカラーをご紹介くださりありがとうございます!これからの季節にピッタリな温もりのある洗練されたベージュカラー、いいですね。おっしゃるようにこちらのベージュってニュートラルな位置に属するお色味だから、どんな装いでも邪魔することなく、個性のある輝きを指先に与えてくれますね。こうした細やかな配慮があるからこそ文さんのおしゃれには芯があり、ポジティブな雰囲気に満ち溢れているんだと改めて感じることができました。どうもありがとうございました。また近々ご一緒させてくださいね!
TAISUKE TAKEDA
PRディレクター
NYより帰国後、THEORY, PLST, True ReligionなどのブランドPRを経て、現在はRED CARD TOKYO, upper hights, HAUNT, Le minor, GREYCHORDなど国内外のブランドPRを手掛けるアタッシェドュプレス。