FASHION

Vol2.RED CARD TOKYO "30th Anniversary"

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みなさん、こんにちは!7月からスタートしたデニム穿き比べ連載ですが、無事に第2回を迎えることができました!

前回同様、1型で3サイズを穿き比べています。が、その前に!デニムの種類についておさらいしたいのですが、みなさんはどんなタイプをよく穿きますか?
代表的なものだとストレ―ト、ワイド、スキニー、テーパード、ボーイフレンド……トレンドの歴史を辿ればもっと多様ですが、気が付けばいつも同じタイプのものを選んでいませんか?

「太いものより、細身のほうが好き。」

こういう感覚は錆びさせてはいけない、とっても大事な直感ですが、逆に無意識レベルで挑戦しなくなっている証拠です。シルエット浮気ができない人、もちろんサイズも変わらずずっと同じという人、「ワタシかも……」と思ったらぜひ、今回の穿き比べを参考にしてみてくださいね。

今回穿きくらべしたのはこちら「RED CARD TOKYO “30th Anniversary”」
※普段着用サイズ25size 163cm 53kg(撮影時)

24size
レギンス感覚のフィット感で想定内のタイトシルエット

ストレッチ性が高い分よく伸びるので、足を入れてふくらはぎのところでちょっときつかったけど無事通過、太もものところでグーッと伸ばしながら引き上げて、ウエストのボタンは力尽くで締めてFINISH。全体的につっぱったシワとムチムチ感、お尻はやや食い込み気味ですが、レギンスのようなフィット感を活かした穿きこなしに!

25size
程良い余裕が肉を拾わず細見えも叶ういわゆる〝こなれ〟が実現

通常サイズは25インチの愛用率が高いのですが、こちらもいつもの感じ。お腹周り、太ももに少し余裕ができて安心感。〝フィット感命〟より、ほんの少し余裕があるほうがこなれた穿きこなしになるな……と実感。お好みとはいえ、グイグイ攻めたタイトな感じは、周りを困惑させ目のやり場に困るのかもという気持ちに。

 

26size
〝スッポリ〟優しく包み込む穿きこなしでシルエットはストレ―ト寄り

穿くときも無理やり上げた!ということなく余裕溢れる体感に比べて、見た目はそんなにゆるさを感じさせずいい塩梅。ストレッチ性の良さがここにも活きて、カラダに沿うようなフィット感ですが、シルエットはどちらかというとストレ―トに近い感じ。

一見、変わらないようで、サイズによって意外と太って見えたり痩せてみえたりする、サイズマジックが隠されていると思いました。

その理由は〝高いストレッチ性〟。

伸びるので穿いていて楽、なのは共通ですが、穿くときも楽なので、ついつい小さめを選びがちに。でも、ここで試しにサイズアップしてみると、別物級にシルエットが変わるので体型も違って見えました。

今回は26インチでストレ―トに近い感覚で穿きたい!秋冬はロングブーツでインして穿いてもいいなあと、オシャレ妄想も広がりました。

 

来月の更新は9/28(水)です。
upper hightsのシグネチャーモデル(THE STELLA)のハイライズモデルが誕生したので紹介します。
お楽しみに♪

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NAO TAKAHASHI

ファッションライター

Istagram : naosuke0807

出版社、広告代理店を経て、現在はファッションを中心に、ビューティなどライフスタイルの様々なジャンルの取材から、雑誌『STORY』や様々な媒体で執筆&インスタライブなどでも活躍。リアルなファッション悩みとトレンドを盛り込んだ提案にモデルや同年代女性からの信頼も厚い人気ファッションライター。