ファッションスタイリスト望月律子氏のおすすめデニムと愛するマスターピース
ファッション業界などで活躍する方をゲストにお迎えし、永遠の定番“デニム”と、愛してやまない“マスターピース” にまつわるエピソードや旬なコーディネートのティップを紐解いていく連載コラム。
今回のゲストはファッション誌のスタイリングを中心に、昨年ご自身でもお客様とマンツーマンでぴったりのコーディネート提案をしてくれるファッションレンタルサロン「Allons-y」オープンし、活躍の場を広げているファッションスタイリストの望月律子氏。そんな彼女の愛してやまない“マスターピース”とは…
デニムのパートナーとも呼べる「マスターピース」はありますか?
繊細なサンダル(足元合わせ)です。
その「マスターピース」を選んだ理由を教えてください。
「どこか女っぽいよね」と言われるのが私にとって最高の褒め言葉。デニム素材は私の中で『力強い』というイメージがあって、その力強さに繊細さを染みこませていく役割が華奢な足元合わせだと思っているんです。デニムとシューズの距離感だからこそできる、理想的な女性像を大切にしてデニムスタイルを楽しんでいます。
合わせる時のちょっとしたティップなどありますか?
繊細だけど埋もれない主張がワンポイント必要で、それは難しい事ではなく色でも素材でもデザインでも…要は何でもいいのです。例えば今回私が合わせたサンダルだとワンポイントはアンクルストラップ。
歩いたり座ったりすると見え隠れするこの感じです。そもそも多くを受け止めてくれる頼もしい存在のデニムは、どんな主張もこなれた印象としてバランス良くコーディネイトを盛り上げ楽しませてくれるわけです。
こちらのデニムをはいてみていかがでしたか?
フィットしたシルエットではないのに、はいた時にしっかりと体を包み込むような腰回りの落ち着く感じがとてもはきやすいです。付かず離れずのシルエットが足を真っ直ぐ見せてくれつつトレンド感のあるフォルムなので、今回はベーシックなシャツを合わせましたが、今の気分に仕上げてくれる魅力的なデニムだと思いました。
望月律子(もちづきりつこ)
ファッションスタイリスト
Precious, eclat など を 中心 に 活動中。ベーシックでいながら洗練されたスタイルが人気。トークイベントやブランドとのコラボアイテムの開発など、活躍の場を広げ続けてる
著書「望月律子のBASICTHEORY」が好評発売中。
完全予約制ファッションレンタルサロン『Allons y 』オーナー。
りっちゃん、今回は素敵なマスターピースをご紹介してくださりありがとうございます!デニムと足元の相関性ってとても大切ですね。足元に気を遣うとどうしてこんなにもスタイリングがアップグレードするんでしょう。ヴィンテージ感が強めのデニムでも繊細なシューズを選ぶとぐっと華やかさが増していいですね。スニーカーやビーチサンダルも楽ちんでいいんですが、こういった女性ならではの、女性にしかできないおしゃれをたくさんの女性に楽しんでもらいたいですね!どうもありがとうございました♡
TAISUKE TAKEDA
PRディレクター
NYより帰国後、THEORY, PLST, True ReligionなどのブランドPRを経て、現在はRED CARD TOKYO, upper hights, HAUNT, Le minor, GREYCHORDなど国内外のブランドPRを手掛けるアタッシェドュプレス。