FOOD - COOKING

ムッキーちゃん

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みかんの季節が終わる頃、出回り始める晩柑と呼ばれる柑橘類に目がない。なかでもきゅんと酸っぱくて甘さも上品な不知火やはっさく、デコポンは箱で取り寄せるほど気に入っていて、毎日せっせと消費している。あまりに好きなので子どもの頃のように手のひらが黄色くなるほどだ(笑)みかんと違って素手で簡単に剥けないのところだけがちょっと面倒臭いのだが、今回ご紹介する皮剥き器「ムッキーちゃん」を知って以来、皮が硬さもなんのその。

気軽に皮が剥け、薄皮も簡単に取り除くことができる。柑橘の皮を剥くだけという、あまりにニッチなアイテムなのだが、その使い勝手の良さを実感して、これこそ、偏愛に相応しいと思い、ご紹介させていただくことにした。「ムッキーちゃん」は5センチくらいの手に収まる小さなサイズでふたつのパートに分かれており、片方で硬い外側の皮を、もう一方で中身の薄皮を切る構造になっている。

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使い方はまず「ムッキーちゃん」をふたつに離し、フタ側をの尖った部分を使ってヘタの部分にぐるりと切れ目を入れて取り除き、そこに放射線状に切れ目を入れて皮を剥く。包丁で切れ目を入れると深く入ってしまいがちだが、そのちょうどいい切れ目の深さに納得する。切れ目に指を入れれば力を入れることなくサクサクと皮が剥けるのでストレスは無用。まん丸の中身が現れたら、今度はひと房ずつに分け、鋭い刃のついたもう一方の溝にその芯側をスライドさせて切れ目を入れる。こうするとすっと一本切れ目が入って薄皮を簡単に剥くことができるのだ。

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この技を使えば形崩れしないキレイなくし形に仕上げるのもあっという間。朝のヨーグルトに添えるのはもちろん、サラダに入れたり、モッツァレラやブッラータチーズと一緒にカプレーゼにするのも簡単。はっさくなどの砂嚢のしっかりとしたものは薄皮を剥いた後、ジップロックなどの保存袋に入れて冷凍庫で凍らせると自家製のアイスの実ができてしまう。この凍り柑橘がもう後を引く美味しさ、お風呂上がりに摘めばひとつまたひとつと手が伸びる。

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昨年のステイホーム中には頂いた高知の文旦をSNSなどで見かけるバスケット型の細工に挑戦してみたが、これも初めて作ったとは思えないほどキレイに完成することができた。この文旦バスケットは見るだけで楽しくなること請け合い、帽子のような皮をパカっと開けるとキレイに詰め合わされた果実が現れる。これはもう食べるオブジェだ。これまで手をベタベタにしながら頑張っていた柑橘の皮剥きがとても簡単になった。これを考えた人は本当にすごい。あまりに便利なので幾つも買って、柑橘好きの友人にもプレゼントしたほどだ。

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最後に剥いた柑橘を使った牛乳寒天を。みかんの缶詰ではなく、フレッシュな柑橘を使うことでよりジューシーな仕上がりに。そこに練乳をプラスするのが我が家流。よりミルキーな味わいを楽しめる。

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ごろごろ柑橘入りの牛乳寒天

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<材料>
牛乳 400ml
水 200ml
粉寒天 4g
砂糖 50g
練乳 大さじ2
好みの柑橘(デコポン、不知火など)正味150g

<作り方>
1.好みの柑橘は皮を剥き、薄皮を取り除いて小房に分ける。
2.鍋に水、粉寒天を入れて混ぜ中が加熱し、沸騰したらグラニュー糖を入れてさらに混ぜながら弱火で加熱する。常温に戻した牛乳も加えて混ぜて火を止める。
3.水で濡らした容器に2を流し入れ、粗熱が取れたら1の柑橘を散らし入れる。冷蔵庫で30分以上冷やし固める。


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ariko

エディター / ライター

Instagram : ariko418

「CLASSY.」「VERY」などファッション誌の表紙などを担当するエディター、ライター。インスタグラムに投稿するセンスあふれる料理写真や食いしん坊記録で話題に。Instagramのフォロワーは16万人越え。著書に「arikoの食卓」シリーズ(ワニブックス)、「arikoのパン」(主婦の友社)「ありこんだて」(光文社)など。また「おいしいルーティン」(講談社)に続いて、2月25日には「副菜の鬼」(主婦の友社)も発売