Day’s
少しだけ、
愉しい生活

要らなくなった洋服どうしてますか？年末に向けて部屋の大掃除。
重い腰を上げ、クローゼットにもようやく着手しました。

収納ボックス上にも溢れたぎゅうぎゅうに畳み重なった洋服。
よくよく見たら、ずっと着ていない存在すら忘れていた洋服がしこたま…。
汚いところはなるべく見ないようにしていたんですけど。苦笑

近年はヤフオク！やメルカリだったり、フリマアプリの普及によって要らなくなった洋服を手軽に手放す事が増えました。ただ、写真を撮ったり、値段交渉だったり色々面倒臭い。そして、そこそこ名の知れたブランド物はともかく、ファストファッション系のブランドは意外に売れづらい。

夏に久々に会った友人から聞いたハナシ。常に得をしたい彼女はすごくやりくり上手。
不要な洋服を『H&M』の店舗まで持っていくと、袋1つ分につきクーポン1枚（500円券）がもらえるらしい。

クーポン券は3000円以上の購入につき1枚（500円）を使用出来て、交換は1日につき最大2枚分（500円券×2枚＝1000円）まで。有効期限は発行から一年。クーポンは国内の『H&M』全店で使用可能だそう。

やり方は至ってシンプル。手持ちの袋に要らなくなった洋服を詰めて、最寄りのH&M店舗にあるリサイクルボックスに持ち込むだけ。袋は自宅にあるものでなんでもOK！数量に縛りはないので、1点だけでも入れられるだけ詰め込んでも大丈夫。

ブランドや状態を問わず『H&M』の製品でなくても例えば着古した最終パジャマにもならないTシャツや、布製品であれば例えばカーテンやシーツだって持ち込み可能なんです。さすがにやらんけど。笑

「資源を最大限に活用し、廃棄物を最小限に抑える循環型ビジネス」

持ち込んだ洋服は、『H&M』の世界的な衣類回収プログラムとして下記のように利用されるそう。地球環境を考えながら、次の買い物にも繋がるなんてすごく賢い。自分にとっては要らなくなった洋服でも、リサイクルする事でなんとなく世の中の役に立っている気がします。

① Rewear　まだ着られる洋服は古着として世界の市場で販売
② Reuse　もう着ることのできなくなった洋服はリメイクや清掃用品等の別の製品に作りかえられて再利用
③ Recycle　再着用・再利用できない布地は織物繊維として使用するか自動車業界で制振材や絶縁材などに利用

サステナブルを謳う『H&M』は、2018年に既に有料のショッパーへ切り替え済み。世の中のプラスチックバッグが有料化される一年以上も前から、そして小泉進次郎前環境大臣よりも早く取り組んでいた訳です。

そして、貰ったチケットはまったく自分に懐かない甥っ子のクリスマスプレゼントに早速有効活用。
他、毎年リピートしている指ナシグローブと新作の中綿入りの帽子を購入。ぐるっと店内を見て回ってみるものの、さすがに洋服は若過ぎて年齢的にもおっさんには厳しい。

「たった500円オフか…。」と感じるかもですけど、プチプラ価格の『H&M』では結構なお得感。
そして、欲しいのはお金でなく空間！！（名言）要らなくなった洋服が片付いてクローゼットがスッキリ。その上ディスカウントチケットが貰えるなんてまさに一石二鳥。

2022年2月以降は、今までの紙製のチケットからデジタルクーポンに完全移行。
その際、オンラインショップでも使用可能になるそう。

地球環境を考えた、気軽に使える『H&M』の古着回収プログラム。
興味がありましたら是非！ご参加ください。