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土楽窯 青土鍋6寸

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今年の冬は暖かいと思っていたのも束の間、師走に入った途端にぐっと冷え込んですっかり冬本番に。こうなると現金なもので身体の芯から温めてくれる熱々の鍋がやっぱり恋しくなります。特に土鍋は鍋ものに使えば雰囲気抜群、和食屋さんのようにご飯を炊けば蓋を開ける瞬間にわーっと歓声が上がります。家族で囲むための大きなサイズは必須なのですが、意外に便利なのがおひとり様用の土鍋。今月は気軽に楽しめるこの小さな土鍋の魅力をご紹介したいと思います。

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私の愛用しているのは伊賀にある土楽窯のもの。伊賀独特の有機物を含んだ土を使って焼き上げた土楽窯の土鍋は熱に強く、いつまでも冷めないのが特徴です。土鍋は煮炊きするだけのものと思いがちですが、この土鍋はそれだけに止まりません。ご飯を炊いたり、蒸しものをするのはもちろん、なんと直火にかけて焼いたり炒めたり、オーブンに入れることもできるのです。デリケートで気をつけないとすぐに割れてしまうと思っていた土鍋ですが、油を入れて弱めの中火でゆっくりと温めたところにステーキ肉を投入すれば表面はカリッと香ばしく中はしっとりジューシーに仕上がります。それを知って以来、ますます土鍋を使う機会が増えました。

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そうなると大きなサイズに加えて銘々で使える小さなサイズも欲しくなり家族の人数分を思い切って購入。一人用の土鍋はとにかく気軽に使えるのが最大の魅力です。寒い外から帰ってきて、お腹はペコペコ、そんな時にサッとうどんや雑炊を煮てそのまま食卓へ運べば、いつまでも熱々のままで食べ終わる頃にはすっかり温まって満ち足りた気持ちになっているはず。ちょっと張り込んで具材を揃えて作る鍋焼きうどんも楽しいものです。鶏肉や野菜類に加えて鍋焼きうどんに欠かせない海老天やかき揚げ、椎茸や竹の子の甘く煮たものも市販のお惣菜を利用してしまえばとても簡単。おせち料理で余った蒲鉾や伊達巻に美味しいつゆを含ませたほうれん草など具だくさんに仕上げた熱々の鍋焼きうどんはこの時期の何よりのご馳走です。

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その反対に具材をあれこれ使わず、二、三種類でまとめた小鍋仕立ての鍋も乙なもの。あさりと大根、牡蠣と豆腐、水菜と油揚げなど、池波正太郎の時代小説に出てきた組み合わせを真似したりすることも。味付けもだし汁に酒、そこに薄口醤油か味噌などとことんシンプルに仕上げ、さらしネギをたっぷり添えて熱燗に合う大人のおつまみ鍋を楽しみます。

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和食の他にも土鍋には和でも洋でもエスニックでもどんなメニューも受け止める懐の深さがあります。美味しいキムチで作るチゲ鍋や冬野菜にまろやかなホワイトソースを纏わせて焼き上げたグラタン、ゴロゴロに切った野菜と鳥手羽を煮込んだポトフ、旬の白子を使ったちょっと贅沢な麻婆豆腐など、作ってみたい熱々レシピは数え切れないほど。

最近気に入っているのは刻んだ白菜に塩をして数日放置して発酵させたものと豚のバラ肉を煮込んだ酸菜白肉鍋という台湾風の鍋。発酵させた白菜の酸味が旨味に変わりさっぱりとしていながら深い味わいで白菜がたっぷりいただけます。具材を食べ終わった後に作るシメのラーメンも絶品です。鍋として器として活躍してくれる小さな土鍋はこの時期の食卓を豊かに彩ってくれるまさに名脇役と言えそうです。


酸菜白肉鍋

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材料〈2人分〉

酸菜(作りやすい分量)
白菜 1/2株
塩 大さじ4
酢 大さじ3

スープ
干し椎茸 4〜5個
水 600ml

A
顆粒鶏ガラスープの素 小さじ2
ニンニク(スライス) 1かけ分
おろし生姜 小さじ2

豚バラ薄切り肉 150g
ごま油 大さじ1〜

〈作り方〉

1.酸菜(発酵白菜)を作る。白菜を2センチ幅のざく切りにして、ジッパー付き保存袋に入れ、塩を入れて軽くもみ、酢を加えて室温に2〜3日放置し、その後冷蔵庫で保存する。

2.干し椎茸を分量の水で戻す。戻した椎茸はひと口大に切る。戻し汁は取っておく。

3.土鍋に2の戻し汁と椎茸、1の酸菜をたっぷりとAを加えて火にかける。沸騰したら火を弱めて白菜がトロンと柔らかくなってきたら、豚バラ肉の薄切りを加えて豚肉に火が通ったらごま油を回し入れる。そのままでも美味しいが甘さを控えめにしたゴマだれや腐乳を添えても。豚バラ肉のほか、豆腐や好みのきのこを加えても良い。


商品情報
土楽窯

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ariko

エディター / ライター

Instagram : ariko418

「CLASSY.」「VERY」などファッション誌の表紙などを担当するエディター、ライター。インスタグラムに投稿するセンスあふれる料理写真や食いしん坊記録で話題に。Instagramのフォロワーは16万人越え。著書に「arikoの食卓」シリーズ(ワニブックス)、「arikoのパン」(主婦の友社)「ありこんだて」(光文社)など。また「おいしいルーティン」(講談社)に続いて、2月25日には「副菜の鬼」(主婦の友社)も発売