FASHION

vol.15 1枚で2度おいしい「リバーシブルコート」を着回し検証

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「なにこれ、ステキ」と思うと、誰かにそのよさを伝えたくなってしまう私。そこで、最近ときめいて“ほしいものリスト”入りしたアイテムを、この場を借りて公開させていただきます! 可愛いものはみんなで共有したい!

この1枚で、シーンレスに。
コスパ最高のリバーシブルコート2枚を着比べ!

1.「ボア×キルティングコート」


コート¥59,400(TAX IN)/ハウント

今季狙っていたふっくらウォーミングなボアコート。
スマートなチャコールグレーとミニマルなノーカラーがカジュアルすぎず、きれいめスタイルにも映える
大人っぽさがいい。サッと羽織ってこなれるオーバーサイズもポイント。

裏返すと……

ボリューミーでリュクスな表情のボアから一転、ナイロンキルティングは軽やかなムード。
カジュアル、トラッド、モードとさまざまなスタイルにハマる柔軟性にほれぼれ。

Details

ボア面のポケットにファスナー付き。
エコレザーのプルタブがついていて、リッチな引き締め役としても効果大。

キルティング面にはカジュアルなオープンポケットが。
大きめサイズで、スマホやミニ財布などサクッと収納。ワンマイルならバッグなしでOK!

どれくらい使えるか、早速着回し検証!

Style01. 仕事シーンにも映えるきれいめコーデ

オールホワイトにグレーのボアコートがシックに映えるきれいめコーデ。表情のあるボアが着こなしに立体感を添え、シンプルだけど印象的な装いに。すっきりしたノーカラーのおかげで、オーバーシルエットが上品に着地するのも嬉しい。(165cm/GREY、サイズ38着用)

衿元がすっきりしているから、こんなふうにストールをぐるぐる巻きにしてもバランスよく。
グレーとエクリュの組み合わせがノーブルで好き。

Style02. 休日はスウェット合わせでスポーティーに

上品なキルティングのおかげで、ビッグサイズのフーディにレギンス、ハイテクスニーカーの
スーパーカジュアルにも品が宿ります。まさに理想とする大人のカジュアル!
内側がボアなのであったかくて、1日中外出の日にもすごくよさそう。

2.「リバーシブル中綿テーラードコート」


コート¥29,700(TAX IN)/STATE OF MIND

定番のテーラードコートがフカフカの中綿入りに進化!
ゆるっとサイジングも気分ど真ん中で、信じられないほど軽くストレスフリーな着心地も優秀です。
さりげなくコクーンシルエットになっていて女らしいムードも両得。

裏返すと……

裏側は、新鮮な波状のステッチ入り。
ナイロン特有の光沢とシャープな黒の効果で、ほっこりせず都会的に着こなせます。

Details

前縦部分はステッチが入っていないため、すっきりと見えて着膨れしにくい。
このちょっとのディテールで、着たときの印象が変わってきます。

どれくらい使えるか、早速着回し検証!

Style01. モノトーンでまとめた遊び心のあるモードカジュアル

ナイロン=カジュアルという固定概念をくつがえすのがこのコート。光沢の黒にロング丈も相まって、ほんのりドレス感がでるんです。このコートひとつで、やんちゃなロゴニットを効かせたカジュアルも大人っぽく傾いていい感じ。フェティッシュな足元もその勢いを後押し。(165cm/BLACK、サイズM着用)

Style02. トラッドに辛さをONして都会派な着こなしに

トラッドスタイルは好きだけど、生真面目になりすぎるのは気分じゃない。そんなとき、ステッチ入りコートでのカジュアルダウンが有効。このコートがもつほのかな辛さがスタイリッシュに働いて、ひと味違うトラッドスタイルが完成します。

〈本日着用したのはコチラ〉


コート¥59,400(TAX IN)/ハウント


コート¥29,700(TAX IN)/STATE OF MIND


ニット¥11,000(TAX IN)/STATE OF MIND

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YOKO ENOMOTO

エディター/ライター

Instagram : yokoeno

1978年生まれ。大学卒業後、ひょんなきっかけでファッション誌のライターに。その後、アパレルブランドのプレス、Web制作会社を経て独立。現在は、ファッションを中心に雑誌やWebで取材&執筆の日々。目がないのは、 靴、フルーツの小物、犬、昼寝。