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野田琺瑯 ホワイトバット21取

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今月ご紹介するのは我が家のキッチンに欠かせないまさに縁の下の力持ち的存在。野田琺瑯のホワイトバットです。バットというと切った野菜を並べたり、ざるの下に置いてさばいてひと塩した魚を置いておいたり、マリネした魚介や野菜を保存したり、揚げ物を取り出したり…と料理の下ごしらえのために欠かせないアイテム。ステンレス製のものももちろん便利で愛用しているのですが、野田琺瑯の白いバットを知ってからは単なる下ごしらえだけではない、その使い勝手の良さにすっかり魅了されてしまいました。

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この白いバットを作っている野田琺瑯は国内で唯一、琺瑯づくりの全ての工程を自社で一貫生産している創業80年を誇る老舗の琺瑯メーカー。ホーローとは金属の表面にガラス質の釉薬を焼き付けた素材のこと。金属の表面をガラス質で覆っているため、熱伝導がよく、冷却性も高い。酸や塩分にも強く、汚れや匂いが付きにくいのが特徴です。その特徴を最大限に生かして作られているのがくすみのないクリーンな白のホワイトシリーズ。光沢感のある白はとにかく清潔感が抜群です。なかでもバット類は素材がきれいに映えるので、単なる下ごしらえのためだけでなく、調理をしたままそのまま食器としてテーブルに出すことができるのです。

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例えば魚介類のマリネに透明感を楽しみたいフルーツのゼリーもきれいな白によく映えます。熱にも強いので直火にかけたり、オーブン料理もお手のもの。三枚におろした鯵や鰯にみじん切りにしたニンニクやハーブを散らし、パン粉を振りかけて香ばしく焼き上げたパン粉焼きも焼き立てをそのままテーブルに運べるし、料理だけでなくカスタードプディングや冷凍庫で凍らせるフローズンヨーグルトなどのデザートにもぴったりです。さまざまなサイズがありますが、まずひとつ揃えるなら、21取と言われる横24センチ、縦19センチ、深さ3.5 センチのもの。3〜4人分の量がちょうどよく入り、バルミューダを始めとするオーブントースターにもぴったり収まるサイズです。後からセットになる樹脂製のフタもあるのでセットにすればさらに応用範囲が広がります。

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一度使ったら、その便利さにきっともっと色々と揃えたくなるはずです。そしてこの白いホーローのバットを使ったレシピをご紹介します。子どもの頃、実家の母がよく作ってくれた水だけで作ったゼリー液にフルーツが浮かんでいたその名も「水ゼリー」。さっぱりとしていて食欲のない時やこってりした料理の後のデザートに食べたくなります。ゼリー液に甘みを付けないので、中に入れるフルーツは甘めのものを。バナナと缶詰のフルーツを使うのがマストというのが昭和にお母さんらしいレシピです。缶詰のフルーツにフレッシュなブルーベリーや苺などを散らしてもOK。今ではそこに蜂蜜を加えたレモン汁を垂らして食べるのがお気に入りです。


水ゼリー

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<材料>24×19センチのバット一台分
バナナ 1本
缶詰のフルーツ(黄桃、パイナップル、みかんなど)適量
ブルーベリー 適量
水 400ml
板ゼラチン 12g
レモン汁 大さじ2

ハチミツ 適量
レモン汁 適量

作り方
1.板ゼラチンは冷水に浸してふやかす。

2.鍋に水を沸かし、火を止めて1のゼラチンを溶かし入れ、レモン汁を加える。

3.バットに流し入れ、荒熱が取れたら、輪切りにしたバナナと一口大に切った缶詰のフルーツ、ブルーベリーを散らす。冷蔵庫で冷やし固め、器に取り分けて、レモン汁とハチミツを好みで垂らす。


商品情報
野田琺瑯

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ariko

エディター / ライター

Instagram : ariko418

「CLASSY.」「VERY」などファッション誌の表紙などを担当するエディター、ライター。インスタグラムに投稿するセンスあふれる料理写真や食いしん坊記録で話題に。Instagramのフォロワーは20万人越え。著書に「arikoの食卓」シリーズ(ワニブックス)、「arikoのパン」(主婦の友社)「ありこんだて」(光文社)「おいしいルーティン」(講談社)「arikoの家和食」(講談社)に続いて、7月7日にはお菓子の本「arikoの喫茶室」がマガジンハウスから発売中。