My
溺愛アイテム
by
福田亜矢子氏

ファッション業界などで活躍する方をゲストに迎え、時代を超えて愛され続ける”名品” をゲストのストーリーとともに紐解いていく連載コラム。

今回のゲストはスタイリストの福田亜矢子氏。ベーシックだけど、都会的で洗練されたエッセンスと女性らしさが共存するスタイリングが人気で、様々な女性誌でもスタイリングする傍ら、ブランドのディレクションも手がける2児のワーキングママ。

溺愛のアイテムを1つだけあげるならば？！

Maison Margiela Tabi (メゾンマルジェラ・タビ）

この靴にまつわるエピソードを教えてください。

初の1足目は意外にも遅いスタートで4-5年前。2人目の子供を出産して、もうペタンコの靴しか履けなくなった頃。ずっと気になっていたけどどうやって履いて良いか？と思い、1-2年躊躇。初のマルジェラのタビは黒を購入。

溺愛の理由とは⁈

子供が小さいと以前のように買い物に行けない、ファッションに時間が割けない、体型がふっくらしてオバサン体型に何も似合わない。そんな産後のファッション浦島太郎になった私にタビは履くだけで今っぽく見せてくれる救世主。1度履いてしまうとどんな洋服も今っぽくモードに見せてくれ、しかも履き心地良し！履いていくうちに普通なら飽きるはずが、毎シーズン新しいカラーや形を購入しています。

おすすめのスタイリングを教えてください。

初心者に必ず失敗しないのが、デニムスタイル。シンプルなバンドカラーのオーバーシャツにグレーのデニム、小物もモノトーンでまとめて。

福田亜矢子（ふくだあやこ）
出版社退職後、ロンドンに留学。帰国後スタイリスト酒井美方子氏に師事。独立後はファッション誌を中心にカタログ、CMなとで活動する一方、ブランドのアドバイザーやNORCのディレクターとして活動しています。

福田亜矢子氏インスタグラム　

メゾンマルジェラのタビシリーズ素敵ですね！おしゃれな方がさりげなく履いている姿をお見かけして僕も１足だけ買ったのですが、履くだけで普段のデニムスタイルもグッとバージョンアップするので重宝しています。

”おしゃれは足元から”なんて良く言いますが、まさにその通りで、フラットやスニーカーにマンネリ化していた人には是非ともお試しいただきたいアイテムだと思います。

また、こちらのタビシリーズはフラットだけではなく、サンダルやローファー、パンプスなど色々なバリエーションで展開されているので、自分好みのアイテムを探してみるのも楽しいですね！
素敵なエピソードをありがとうございました。