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キッチングッズ

今回、ご紹介するのはマイクロプレイン社のゼスターグレーター。見た目は持ち手のついたステンレス製の細長い棒。一体これは何でしょう？まるでスターウォーズに出てくるライフセーバーみたいなちょっとした武器のようですが、実はこれ、おろし金なんです。

このゼスターグレーターはアメリカの木工ヤスリメーカーがその独自の技術で作ったこれまでになかったタイプのおろし金。鋭い刃を平らに並べて、たくさんの小さなナイフがさまざまな食材を削り取るように作られているので、これまでのおろし金は素材をつぶしておろすのに対して、どんな食材も繊維まですっきりと断ち切り、ふんわりとした食感を残すことができます。

厳密にいうとおろすというより、極々小さな破片を薄切りにしているといったほうがいいかもしれません。このゼスターの刃に素材を当てて軽く滑らせるだけでパルミジャーノレッジャーノのようなチーズはもちろん、レモンの皮、わさび、にんにく、しょうがなどなんでも簡単におろすことができます。

パスタに雪のようにふりかけるパルミジャーノ、炊きたての土鍋ごはんに贅沢におろしかけるトリュフ、デザートのカカオジェラートに削りかける塊のアマゾンカカオなど、最近のレストランでは美味しさを寄り盛り上げるプレゼンテーションとしてよく見かけている方も多いかもしれません。

このグレーターがあるとお家でもお店と同じようなフワフワ食感を簡単に楽しむことができます。ハワイのレストランでこの存在を知ったのは今から10年ほど前のことでしょうか。ネットで購入してから、我が家で使わない日がないくらい愛用している必需品です。

まず、いちばん出番が多いのがやはりチーズ、パスタにはもちろん、サラダにもたっぷりと振りかけます。ドレッシングで和えたシーザーサラダ、大きくちぎっョビをのせ、ホワイトバルサミコとオリーブオイルをかけたら、その上からもたっぷり。

生のままをスライスして食べるマッシュルームのサラダにも欠かせません。スライスしたマッシュルームとセロリにローストした松の実と粗く刻んだイタリアンパセリ、そこにレモン汁と塩胡椒、上質のオリーブオイルをひと回ししたところに、ゼスタークレーターでパルミジャーノをたっぷりとおろしかけてざっくりと混ぜればワインによく合う前菜的サラダが完成。コクのあるパルミジャーノが香りと美味しさをぐんと格上げしてくれます。

イタリアンといえばレモンパスタにもこのおろし金が欠かせません。レモンの爽やかを楽しみたいので香りのいいレモンの皮は必須。これまでのおろし金だとせっかくおろした皮が刃にこびりついてしまいなかなかきれいにお皿の上に散らすことができませんでしたが、でもこれならおろしたものがふんわり、無駄なくかけることができるんです。おろしたてのレモンの香りの爽やかさといったら！洋食だけでなく、和食に使うわさびも上手におろすことができます。

ごまだれにからめた鯛のお刺身に、サラダ仕立てにする帆立やサーモンに、ハワイ風にアボカドと合えるマグロのポケにもちょっと欲しいなと思ったときに簡単にあしらうことが可能になりました。家ごはんを風味豊かに仕上げてくれる唯一無二のしぶい脇役、ひとつ常備しておくことをお勧めします。

マッシュルームとパルミジャーノのサラダ

<材料>
マッシュルーム　1パック
セロリ　1本
イタリアンパセリ　2～3枝
松の実　大さじ2
レモン汁　1／2～1個分
パルミジャーノレッジャーノ　適量
オリーブオイル　大さじ3
塩　適量
黒胡椒　適量

作り方

1マッシュルームは土をはらい、石づきを取って薄くスライスする。セロリは筋を取ってから同じように薄切りにする。松の実はオーブンでローストするか、フライパンで空炒りする。イタリアンパセリは粗く刻む。

2ボウルに1を入れ、レモン汁をたっぷり搾り、塩、黒胡椒を挽き、オリーブオイルを回しかけ、パルミジャーノレッジャーノをおろしかける。

3器の盛り、オリーブオイルとパルミジャーノレッジャーノ、黒胡椒をふりかける。

ツナのレモンパスタ柚子胡椒風味（2人分）

<材料>

スパゲッティ　200g
ツナ缶　1個
レモン　1個
オリーブオイル　大さじ2
柚子胡椒　小さじ1／2～1
コラトゥーラ（もしくはナンプラー）小さじ2
塩、胡椒　各適量

作り方

1ボウルにオリーブオイルと油を切ったツナ、レモン汁（1個分）、コラトゥーラ、柚子胡椒を入れて軽く混ぜる。

2鍋に湯を沸かし、塩を入れてパスタを袋に表示された時間どおりに茹でる。茹であがったパスタを1に入れて混ぜ合わせる。器に盛り付けて胡椒をふり、レモンの皮をおろしかける。好みでイタリアンパセリなどをあしらっても。

商品情報

マイクロプレイン社「ゼスターグレーター」
日本正規代理店　株式会社　池商