FASHION

アッパーハイツの新色ミンク! 温かなベージュが冬を一新

Share :

アッパーハイツの「色感覚」にはいつも驚かされます。デニムは白かインディゴか黒――という常識を、いとも簡単にひっくり返してくれました。ベージュ、グレー、ブラウン……布帛でも出すのが難しい繊細で細やかな色を、デニムで表現するなんて。どうやっているんだろう(笑)。

1度、ブランドの担当者、そして岡山の工場からいらした人たちが、自然光でデニムに向かい合っているのに遭遇しました。「微妙な色を確認しよう」と、炎天下で。本当にフラジャイルなこの色の微差を、ここまで真剣に真摯に取り組む様に、「え、あんまり色差なくない?」というのはやめようと思いました(笑)。いや、真面目に。

このミンク、という色も新色。ブラウンとグレーが入った色はこれまでも、エトープやエタンと似ているのですが。ミンクはね、ほらエタンと比べてみて。赤みが抑えられてブラウンとベージュの間ぐらい。冬のベージュやグレーの着こなしに温かさが加わります。

黒と合わせてキリッとコーディネートしても良いし、柔らかなシャンパーニュ色のコートやニットと着こなしたって、全身が総じてソフトな印象に。さらに、ブルージーンズや色落ちしたブラックデニムだと前面に出てくる強さやカジュアル感が、エレガントに変化するから不思議。


デニム:upper hights THE GIRL

ある日のスタイリングで使ったのは、THE GIRLのミンクカラー。太もものわたりはゆとりがあって、そのままストレートに落ちるシルエット。少しビッグサイズでもはける、「体型を選ばない」モデルです。新年の明るい空気にぴったりだったな、と見返しています(笑)。

ブルーだとどうしてもラフになる。ブラックだとワイルドすぎる――そんな方は、ぜひ、このウォーミーなミンクカラー、試してみてください!

  • Share :

NAOKO OKUSA

スタイリスト

Instagram:Naoko Okusa_Official

1972年生まれ。大学卒業後、婦人画報社(現ハースト婦人画報社)に入社。雑誌「ヴァンテーヌ」の編集に携わったのち、独立。新聞、カタログを中心にスタイリング、エディトリアルをこなすかたわら、広告のディレクションやトークイベント出演、執筆業にも精力的に取り組む。プライベートでは3児の母。