LIFE STYLE

面倒な衣替え、楽しみな衣替え

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一雨ごとに涼しく秋らしく感じられる季節になりました。Tシャツ、カットソー等のカジュアルな軽衣料からウールニットに厚手のコートのレイヤード。
待ってましたー!洋服好きの人には嬉しい季節の到来です。でも、その前に面倒な衣替え。もの凄い義務感ですよね、衣替えって。苦笑

効率良く衣類を収納する衣替えのコツ。そうまずは段取りから。まず夏服と冬服、年間通して着回す服と3シーズンで考えてみる。

夏服を整理して最低限残すものを決めたら、次はスペースを有効活用、冬服を収納です。これから頻繁に使うであろうアイテムやバッグを見やすくそして取り出しやすく整理。ここポイント!衣替えはクローゼットを知る絶好のチャンス!なんです。

今年はどんなアウターを買おう?新しい洋服を買う事はシーズンごとの楽しみのひとつ。でも、それに付随してシーズンごとに増え続ける洋服と、相反して手狭なクローゼット問題。洋服好きな人あるある。生涯付きまとうハナシですよね。苦笑

実はいまひとつサイズ感が合わなかったり、着ていて落ちつかない洋服ってありませんか?セールで勢いで買ってはみたものの意外に似合わなかった服、サイズ感が今っぽくない服等… 。でも買った時高かったしー。勿体なくない?で、そーいえば昨年一度も着なかった洋服。それ、きっとこの先、絶対思い出しません。笑

雑貨含め、残すものと処分するべきもの。そして手持ちの洋服を一通り認識。持っている洋服をざっと把握出来たら、次のシーズンに向けて、処分した分買ってもいいアイテムがなんとなく見えてきませんか?残った洋服を生かしつつ、また新しいコーディネートを考える時間を楽しいと思えたら、きっと衣替えも苦にならないハズ ?

クローゼット収納の基本

① 3段に分割
収納スペース、クローゼットは、上・中・下の3段に分けて考えてみる。収納するものをそれぞれカテゴリーで分けてあげると使い勝手がよく、スペースを有効に使うことが出来て◎

② 2割程度余裕を
クローゼット、収納ケース含め収納スペースはある程度余裕を持って、8割程度まで使うイメージで。詰め込み過ぎはシワや形崩れの原因にも。

③ タタミものは縦に
衣装ケースに入れる洋服はたたんで縦に収納。上に積み重ねて収納するよりもシワになりにくく、また取り出しやすいのが最大限のメリット!衣類はカットソー、ニット等、アイテム別、カラー別にカテゴライズ。探しやすくオススメ!

【上段】
上段には、オフシーズンの洋服と出番の少ないアイテムを。他、湿気に弱い上質なウール、カシミヤ等の洋服や皮革のバッグや小物等も出来るだけ上段へ。湿気は部屋の下の方に溜まります。

【中段】
ハンガーラックには年間を通して着る洋服と、オンシーズンのアウターやパンツ、スカート等のボトムスを収納。オフシーズンの洋服は掛けっぱなしにせずに蓋付きの衣装ケースで別で保管。またジップ付きの大容量の不織布素材の衣装ケースなんて便利アイテムも。DAISO等の100均で色々なサイズを購入出来てオススメ!です。

【下段】
ハンガーの下には、プラ素材の引き出しタイプの衣装ケースを。出番多めのタタミのカットソー、ニット等は20cm程度の浅めのものが使いやすくオススメ!下着や靴下等は15cmくらいの高さのものを。クローゼットの奥行きとワイドをしっかり測ってスペースを有効利用!

防虫対策はしっかり!ここすごく大事

お気に入りのコートやニット、虫に食われて知らない間に穴が空いてた… 。なんて、トホホな経験ないですか?上質な素材ほど美味しく害虫に食われやすいのです。防虫対策もきちんとこのタイミングでしっかり。

防虫剤は、収納スペースなどに合わせて適量を。そして、防虫剤は衣類の上へ。防虫成分は上から下に広がるそう。充分な効果を得られず、結果意味がなかったなんて事がなきよう。

その実、私もずっと防虫剤を衣装ケースの一番底面に、多いに越した事はないと適当な分量をしこたま入れていました。最近まで。苦笑

また害虫は湿気の多いところを好みます。湿気はカビやシミの原因にもなるので要注意!です。お天気の良い日、クローゼットを開け放って充分な換気で湿気対策を!

少しの知識でクローゼットをスッキリと使いやすく。気持ち良く新しいシーズンを迎えられますように。
さて、今年は何を買おう!あと2割 笑

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KENTA

ヴィジュアルマーチャンダイザー

某インターナショナルブランドのアパレルのセールス及びバイイングやVMDを経験。現在は某有名セレクトショップのVMDに従事。ファッション以外にもライフスタイルを提案する千里眼は確かなもので、理想的な<衣食住(ライフスタイル)>を提案します。