vol.7 Tシャツ感覚で着られる「洗練サマーニット」
「シンプル」「あか抜け」「高見え」という3つのキーワードを網羅し、私の心をガッチリとつかんで離さないブランド「ステートオブマインド」のコスパ名品をピックアップ。
お値段以上の価値を熱く語ります!
今週のコスパ名品「洗練サマーニット」
劇的にふえたおうち時間ではラクちんな服=Tシャツが基本だったのですが、ある日のオンラインミーティングで画面に映る自分をみて「あれ、パジャマかな?」と(笑)。ちょっと気を抜きすぎだろ、と我にかえり、ラクだけどちゃんと見えるトップスを探していたとき運命の出会いを果たしたのが、これ!
Tシャツ感覚で着られるリラクシーさときちんと見えを両立する理想ど真ん中の1枚。ポイントは、ハイゲージニットの上品な表情とふわりと空気をはらむ袖のフォルム。袖口と裾の長めのリブがあしらわれ、ブラウジングさせることで立体感を自在に変化させることができるのもいい。
POINT
気に入りすぎて3色大人買い!さて、リモート映えするアイデアとは?
IDEA01 上品ネイビーニットは柄スカーフで華やぎ盛り
品よくちゃんと見える、ネイビーのハイゲージニットって大人にとって本当に便利なアイテム。そんななかこのニットが優秀なのは、ふんわりとした袖が生真面目なだけじゃないしゃれ感とフェミニンさをくれること。上半身勝負のリモートミーティングでは、アクセントにスカーフをON。パッと顔まわりが華やかになって、クラス感も倍増。(165cm/NAVY着用)
ちなみに、お出かけするなら全身はこんな感じ!
ニットに品があるので、がっつし脚を出してもへっちゃら。大人っぽくまとまります。これがTシャツだったらカジュアルすぎるけど、このニットのおかげで洗練されたタウンユースに着地。
IDEA02 淡ベージュニットはなじませるようにゴールドアクセを
この夏も気分続行のベージュ。このニットはというと、ほんのーりグレイッシュなヌードベージュが肌なじみ抜群。ドライなタッチとちょっとだけシアーな質感で抜け感もあり、とてもフレッシュに着ることができます。ただ、オンラインミーティングのときはもう少し上半身を盛り上げたいかも? そんなときはジュエリー頼り。
ベージュにスルッととけ込んで盛っても嫌味じゃないゴールドジュエリーを顔まわりに。お気に入りはイチゴのネックレス♡ 会話のきっかけにもなってくれます。(165cm/BEIGE着用)
ちなみに、お出かけするとしたら全身はこんな感じ。
パキッとしたグリーンのワイドパンツ合わせで。ベージュはどんなきれい色も受け止めてくれる包容力のある色。このニット、横から見ても後ろから見てもフォルムがきれい。パンツにインしているわけではないのですが、裾のリブがウエスト辺りでちゃんととまってくれて、計算いらずで“いい感じ”のバランスに。
IDEA03 くすみグレージュニットはINに白Tをかませて明度アップ
こちらのグレージュニットもあわせを選ばず万能と確信して買い。襟ぐりが詰まりすぎず絶妙な開きなので、なかにTシャツを仕込むだけでしゃれ感底あげ。肩周りがもたつかないように、ノースリーブの白Tを入れています。顔の近くにクリアな白が少し入るだけで、途端に顔色が明るく見えるから不思議。(165cm/GRAYGE着用)
ちなみに、お出かけするとしたら全身はこんな感じ。
色を多用せず、ボトムや靴もクリアな白をリンクさせて。そうすると首もとの小さな白の効果が引き立ちます。バッグにだけコケットなピンクをさして、女らしさをひと盛り。
次回は、6月22日(月)アップ予定。1枚でも羽織りでも。梅雨時期を爽やかに乗りきる「シアーシャツ」をご紹介します!
〈本日着用したのはコチラ〉
YOKO ENOMOTO
エディター/ライター
1978年生まれ。大学卒業後、ひょんなきっかけでファッション誌のライターに。その後、アパレルブランドのプレス、Web制作会社を経て独立。現在は、ファッションを中心に雑誌やWebで取材&執筆の日々。目がないのは、 靴、フルーツの小物、犬、昼寝。