アンダー155cmの春アウター 〜ダブルブレストのジャケット編〜
こんにちは! ライターの鈴木亜矢子です。
アンダー155cmなりの「春アウター」をテーマにお届けしている4月。今週は、「ジャケット」のコーディネートにトライしたいと思います。
まずは同素材のパンツと合わせた、セットアップスタイルから。じゃん!
ジャケット : HAUNT
パンツ : HAUNT
Tシャツ : upper hights
いかがでしょうか?
このジャケットをピックアップした理由をまとめた1週目の記事でも書かせていただきましたが、この春は、「ジャケット」がトレンドキーワードの一つ。もちろん、「ジャケット」そのものは、定番アイテムですが、今シーズンはバリエーションが豊富! なかでも、こういうダブルブレストの、ちょっと長めの丈は、(一周回って!?)流行のど真ん中。上下同素材でスーツのようにして着ると、さらに旬度がUPします。ただ、インナーにシャツを着て、パンプスを合わせて……の“THE 仕事服”ではなく、「どう崩すか」に手腕が問われます(笑)。
でもでも、このスーツライクなセットアップって、私のようなおちびさんには、なかなかハードルが高い。腕も脚も短いから、どうしても、着せられている感? 着られている感?が出てしまうんですよね。でも、上の写真のような感じで、インナーをロゴTシャツにしてカジュアルに振り、バッグも靴もTシャツと同じ白にして、色数をしぼって、ミニマムにまとめると、意外とイケるかなって。ジャケットとパンツの色も、黒やネイビーなどの濃色ではなく、ちょっと甘さや抜け、女性らしさのあるキャラメル色が良いかなと思います。
続いては、カジュアルにデニムと合わせたスタイル。じゃん!
はい、ど定番のボーダー×デニムに合わせました(照)。ここに、金ボタンの紺のブレザーを羽織ると、時計の針が止まった人、になってしまうと思いますが、このジャケットなら大丈夫。ちゃんと「今」の人になれます(笑)。できれば、ジャケットの袖に腕を通さず、肩にかけて。ジャケットと身体の間に空気が入ることで、抜けが生まれ、こなれて見えます。また、こうすると、ジャケットの肩のエッジが際立って、顔立ちをシャープに見せてくれる効果も期待できます。
さてさて、いかがでしたでしょうか? 一点投入で、即今っぽくなれる、ダブルブレストの「ジャケット」。今回は2つのコーディネートとも、カジュアルに振りましたが、もともとメンズ由来のアイテムで、きれいめに着ることもできる、振り幅の広いアイテムでもあります。今はまだ、外出を自粛している期間ですが、ちょっと外にでるときにさっと羽織ると、背中がしゃきっとして、気分が上がるかなって思います。デニムだけでなく、ワンピースやスウェットと一緒にコーディネートしても良いかも! この未曾有の事態の中で、少しでも気分転換になったり、気分が上がることを、おしゃれでも取り入れられたらって思いながら、この記事を書いています。それではまた、来週の水曜日にお会いできますように♡
AYAKO SUZUKI
エディター/ライター
大学卒業後、10年間のOL生活を経て、エディターでありスタイリストである大草直子の 事務所に入社。現在は、WEBマガジンの連載やアパレルブランドのカタログ製作など、 撮影、取材、執筆の日々。講談社のWEBマガジン『mi-mollet』では、身長152cmならでは の私服コーディネート が人気。今はまっているものは、おしゃれ、ホットヨガ、チョコレートに甥っ子♡