「美しい黒」に一目惚れ。 実は1枚目のブラックコートです
印象が重くなったり、迫力が出過ぎたり。そんなことを心配して、黒の布帛のコートは、実は未体験。
「オトナゴコロ」ついてから(笑)、1枚も所有していません。
そんな私が一目惚れしたのが、ハウントのコート。まるで空気を羽織るような軽さと、適度な艶がある上質なウール。顔周りをキリッと、というよりはふわっと包む、襟のデザイン。なんて美しい♡
「食わず嫌い」だった黒のコート、こんなタイミングで出会えて嬉しいな。こんなふうに、テラコッタ色と合わせると、ミラノのカラリングになるし。もしかしたら、アッパーハイツのアイコニックな色、プラチナのデニム、ごついブーツとスタイリングしたらNY風に。もちろん、プリントのワンピースに重ねたって、と思っています。
あ、パーカ、スウェット、キャップ、スニーカー……なんていうのも良いですよね♡
黒は実は簡単な色ではありません。とても強くて個性的な色。なかなか手を出せずにいたところで。この「待ち」は、このコートと出会うための時間だったのかも、と思っています(笑)。
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HAUNT:W FACE OVER COAT
NAOKO OKUSA
スタイリスト
Instagram:Naoko Okusa_Official
1972年生まれ。大学卒業後、婦人画報社(現ハースト婦人画報社)に入社。雑誌「ヴァンテーヌ」の編集に携わったのち、独立。新聞、カタログを中心にスタイリング、エディトリアルをこなすかたわら、広告のディレクションやトークイベント出演、執筆業にも精力的に取り組む。プライベートでは3児の母。