ワイン好きのお仕事仲間とグラスをかたむけながら”Chit Chat”
こんにちは!梅雨宣言してから思ったよりも雨の日が訪れずうれしいのですが、すでにジメジメと重たい空気に包まれ、それもそれで想像以上に体力を奪っていくので、良質な睡眠ができるよう週末に抱き枕を買いに行こうかと目論んでいます(笑)
そんな季節ですが、晴れた日は会社をいつもより少し早く出て情報交換という名目のもとに、普段から公私ともに仲良くしているスタイリストさんと下北沢に集合!
今回はおもしろい自然派ワインが味わいたくてこちらのCuore forte(クオーレ・フォルテ)へ。
このお店は、どのスタッフさんもワインを熟知されているので、イタリアワインの知識のない僕が行っても色々とおいしいワインをおススメしてくれるので片意地を張らずに自分好みの1杯をいただくことができるので気に入っています。
今夜はこちらの「旨み強し」と書かれたBaccheretto/Sasso carlo 2016からスタート!
濃いめのゴールドが美しい…口に含むとしっかりとしたボディでいながらもうっすらと舌に感じる発砲がこのうっとうしい季節を吹き飛ばすかのごとく軽快でおもしろい。たとえるならば、スプリングがしっかりと効いた重厚なアンティークソファのような感じです(笑)
そして前菜にはズッキーニとアーモンドのサラダをチョイス。爽やかなヴィネグレットの風味と鼻に抜けるやわらかなアーモンドの甘みがズッキーニに良く合います。
次はほんのりとピンク帯びた色合いが妖艶なTrinchero/Sogno di bacco 2017を。
こちらは香りがとにかく華やかでいながらも1本筋の通った味わいなので、ひと口ひと口ゆっくりと余韻を楽しみながらいただきました。
こちらには磯の香りとうっすら塩味が絶妙な岩のりのゼッポリーニがとても相性がよかったです。ふんわりとした食感がマシュマロのようでした。
「そろそろ、赤をボトルでいただきましょう!」ということになり、スタッフさんにおススメを聞いてみました。するとその説明がこれまた丁寧でわかりやすい。どんな作り手で、どんなぶどうを使っているか、どんな手法で作られているかなどこと細やかに教えてくださいました。
また作り手のキャラクターやワイナリーの様子などをまるで物語を聞かせてくれるような感じで話してくれるのも他のお店にはないのでとても心地がよかったです。
そして悩みに悩んで選んだのがこちらエミリアロマーニャの作り手のLA STOPPA/IPADRI 2005です。
こちらはもう作られていないメルロー100%の超希少なワインなのですが、とにかく凝縮された旨みを感じられるロマーニャの中でも格別なワインで、ドライフィグやプルーンなどの熟成した丸みのある味わいが口いっぱいに広がり感動的でした。
この個性的かつしっかりとしたワインにはお肉です。こちらの定番ポルケッタをいただきました。外側は脂がとけサクサクで、中はふんわりと柔らかく甘みのある肉汁がたっぷりで最高でした。
気が付けばあっと言う間に2人でワインとお肉をたいらげていました(笑)おいしいワインとおいしいお料理は人を幸せにしてくれますね。あ、あとは気さくで丁寧なスタッフさんのお話も…おかげさまで明日への英気を存分に養うことができました。
色々なワインを1杯からいただけて、お友達と色々な種類を味わいながら情熱的なスタッフさんからワインのお話を聞くことができる貴重なお店です。また、近くお邪魔しようと心で唱えながら家路につきました…
ごちそうさまでした!
【SHOP INFORMATION】
クオーレ・フォルテ下北沢
TAISUKE TAKEDA
PRディレクター
NYより帰国後、THEORY, PLST, True ReligionなどのブランドPRを経て、現在はRED CARD TOKYO, upper hights, HAUNT, Le minor, GREYCHORDなど国内外のブランドPRを手掛けるアタッシェドュプレス。