こんにちは、フードスタイリスト山口裕子です。
去年の夏から開始したリノベーションもひと段落。預けていた荷物の入った段ボールも少しづつ減って来ています。残るは断捨離です!
気候も過ごしやすくなり、新しい事がしたくてウズウズしている今日この頃。
花瓶も段ボールから出て来た事だしお花を買い、久しぶりに花瓶に生けてみました。
先日、器屋さんの店主が選んだ花瓶に花を生けるというお題のお仕事をさせて頂いたのですが
徳利やツール入れにお花を生けました。渋い陶器の徳利も華やかな洋花を合わせると重厚感がありながらもお洒落な雰囲気になったりと楽しませて頂きました。器屋さんならではの提案、楽しかったです。皆さんも普段食器として使っている器を花器として
使って見て下さい!
今日はガラスの花瓶(IKEAで購入したもの)を使いました。流行りの色や形の花瓶を手頃な価格で購入することが出来るのでオススメです。
お花を生ける時に上手くいかないな。と思う事があると思いますが、ちょっとしたコツがあるので今日はご紹介させて頂きます。
お花屋さんに行ったら『しっかりした枝物に葉がワサワサした物・メインとなる花・隙間を埋める為の小花』を購入すると生けやすいです。
お花を切り長さを調整しながら花瓶にさして行きます。
その時に水を入れたボールを用意します。茎の切り口を水の中に入れてハサミで切る。水切りというのですが、水の中で切る事でお花の水揚げが良くなり持ちが良くなります。
花瓶の口が広いとお花を入れた時にコロンっと向きが定まらなかったりすると思います。
写真の様に余った枝を花瓶の口と同じサイズに切り留めます。ちょっとずつ長さを調整しながら
切ればこの様に出来るのでやってみて下さい。
この留めが有るとお花を支える事が出来るので生けやすくなります。
次は、香りの強いお花の置き場所です。
スイートピーや百合のような香りの強いお花はリビングより玄関や洗面所に置くのがオススメです。
洗面所に手を洗いに行った時、または玄関を開けた時にフワッとお花の香りを感じるのはとても気持ち良いです。
リビングやダイニングテーブルにはパラパラと花粉が落ちてしまったりしないようなお花や枝物を飾ると良いと思います。
意外とリビングは室温が温かいので強そうな花材を選ぶのもオススメです。お花屋さんが教えてくれるので聞いてみて下さい。
それから、ガラスの花瓶は水の濁りが気になるので毎日水を換える事が出来たら良いのですが
こんな陶器の花瓶なら気にならずオススメです。白やベージュなどお花の色に邪魔しない色の花瓶を1つ持っていると良いです。
こんな感じで時期のお花を花瓶に生けると心が癒されます。
植物の持つエネルギーや草の香り楽しみながら花を触り生ける。隙間時間に花瓶にお花を生ける事が出来たら、この気持ちを共感していただけると思います。
YUKO YAMAGUCHI
フードスタイリスト
フラワーアレンジメントを得意とし、 フード・ウェディング・インテリア ライフスタイル全般、スタイリストとして 広告や雑誌のスタイリングの仕事に携わる。