ニットでもスウェットでもない、 「黒のV」を昼も夜も
日常が戻り(私の中では完全に戻りました)、今年は忘年会やクリスマスパーティも多いのではないでしょうか? ワンピースも良いけれど、昼は仕事や日常の予定があるしなあ――そんな悩みには、HAUNTの「黒のV」がパーフェクトです。少し深めに開いたV(気になる方は、薄手のタートルやレースのカットソーをインに)が、デコルテをシャープに見せてくれる1枚です。
私、冬のドレスアップで一番困るのが「寒さ」。ニットだと、昼は良いけれど夜にはカジュアルすぎるし、シルクのブラウスやワンピースでは凍える。室内だって、ここ数年で習慣になった、こまめな換気などでひやっとするタイミングも多い(泣)。はい、そんな時にも、このトップスがオススメ。ウール混の温かな素材感がふっくらと柔らかく軽く暖かく、ボトムもパンツ、スカートを選ばないし。あ、あと、シルクのキャミソールドレスを中に着たって♡
というわけで、昼バージョン、夜バージョンでコーディネートしてみました。昼は、ピンクのパンツを合わせて足元はスニーカー。夜はシルクのマーメイドラインのスカートとハイヒールで。昼のカジュアル感、夜の華やかさ、両方備えているのがお分かりいただけるかなあ、と! 秋から春先まで着られるので、シーンレス、シーズンレス、と言えますね。
私、カジュアルダウン、ドレスアップ――どちらも好き。両方を叶えてくれるトップス、買おうかな、と思っています。
NAOKO OKUSA
スタイリスト
Instagram:Naoko Okusa_Official
1972年生まれ。大学卒業後、婦人画報社(現ハースト婦人画報社)に入社。雑誌「ヴァンテーヌ」の編集に携わったのち、独立。新聞、カタログを中心にスタイリング、エディトリアルをこなすかたわら、広告のディレクションやトークイベント出演、執筆業にも精力的に取り組む。プライベートでは3児の母。