LIFE STYLE

Vol.2 マンション・リノベーション日記~キッチン~

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こんにちは、フードスタイリストYUKOです。

前回からスタートした私のマンション・リノベーション日記。
テーマは只今リアルに進行中のマンション・リノベーション日記。コロナ禍、家にいる時間が増え住まいを居心地の良い空間にしたいなぁと夢を膨らませてきました。分からない事だらけで不安な気持ちでいっぱいでしたが人生初スーパー勇気を振り絞りリノベーション計画を開始しました。そんな私の身の周りの出来事をご紹介していきます。

 

[Vol.2]


今回は、『限られた予算で理想の家に近づける為に考えた優先順位』をお話しさせて頂きます。

リノベーションをしたいけど何をどうすれば良いの?モンモンとしながらコロナ禍ステイホーム時期にSNSで情報収集をしていました。
しかし、そんな事をしていても何も進まず以前からお世話になっている家具屋さんに相談をしてようやく計画を進める事が出来たのです。

先ず、聞かれたことと言えば・・・

間取りは?
築何年?
マンション何階?
どこを?何をしたい?
思い描いている家のイメージは?
予算は?

こんなザックリな事を元に細かく打ち合わせをし完成図を描いていく作業を何度も繰り返す。


この打ち合わせの際に限られた予算で理想に近づくには?といった相談が始まります。
妥協・新たな方向性・アイディアを短い時間の中で考えないと話が進まない。瞬時に答えを探す瞬間。私の頭脳には情報がびっしり詰まっているんです。
それは、、、海外で暮らした家・仕事で行ったスタジオ・これまでに行ったホテルの客室・SNSでの情報収集・・・。こんな時に役立つとは思わなかったけど人生経験って一つも無駄はないんだな〜と思う場面がたくさんありました。

次々と決めて行く事があり、それらを整理するためには優先順位に沿って計画を立てる事が重要なんです。
ここからは感覚で生きている私には少々窮屈な作業が待っていました。
完成図の作成・段取り・下準備・実行・仕上げ

要となる完成図の作成をする際にも優先順位に沿って計画していく事になります。
先ずは計画を進める為に


工事に関わる家具屋さん、大工さん、工務店さん(業者さん達)を前に私の夢のリノベーション計画の演説をさせて頂きます。

演説中、私の夢のリノベーション構想を聞く業者さん達の顔色が変わりました。それは私の予算ではとうてい出来ないという暗示。(笑)
では、優先順位を整理しましょう。という事になり、しばしば考える。

結果、リノベーションの目的は『快適に暮らせる家』
という事で『浴室、床、キッチン』は必須。


浴室:ショールームに行き実際のサイズ感や素材感を見て決めるしかない。
床:床材の選別には、かなり時間を費やしました。

タイルにするか?板にするか?
いやいや、マンションの床材は防音規定に適合した建材を使用しないと許可が出ない。


タイルは難しい。犬を飼っているしビニール樹脂の床材が良いのでは?などと私の目つきが鋭くなるような事を次々と発言される工務店さん。
私の顔色など気にぜず予算内で話をまとめる為サンプルを取り寄せてくれる。しかしお腹の底からヤダーと拒否反応を起こした私は家具屋さんに泣きつきました。では僕の方で無垢のフローリング材を手配しましょう。と神対応。でも予算の関係上、自分でワックスまたはオイルを塗るんですよ!という事を条件に承諾した私。(後に大変な作業だということを実感する)

キッチン:職業柄、ここは戦闘モードで打ち合わせに挑んだパートです。

26年前に建設されたマンションは、キッチンの間取りも素材感も今の生活には合わない。『快適に暮らせる家』をモットーに可能な限り理想に近づける為いろいろ考えました。
そして、マンション・リノベーションで一番厄介なのが床や壁を壊して見ないと配線がどうなっているのか判らない。特に水道管は水漏れを配慮し慎重に計画しないとならない箇所だそうです。キッチンは、業者さん達の経験と私の理想を融合し計画する作業となりました。


まだ作業続行中のキッチン、優先順位1番のキッチン台のサイズは90cm。優先順位2番はバスルーム・洗面所を直線でつなぐ。優先順位3番は冷蔵庫の幅サイズに合わせた設計。狭い空間にギュッと詰め込みました。

半年間、夢見る私に付き合ってもらい工事着工の段取りに漕ぎ着く事が出来たのは根気強くお付き合い下さった家具屋さん(collabore代表の山形氏)のお陰です。感謝。

リノベーションって大変!でも快適な暮らしを夢見て進むしかない。
次回は、楽しいパート建材選びをご紹介しようと思います。 どうぞ宜しくお願いいたします。

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YUKO YAMAGUCHI

フードスタイリスト

instagram : yuko_plusydesign

フラワーアレンジメントを得意とし、 フード・ウェディング・インテリア ライフスタイル全般、スタイリストとして 広告や雑誌のスタイリングの仕事に携わる。