Day’s
少しだけ、
愉しい生活

昼夜の気温差があって、油断すると夜はまだ寒くて激しく後悔。着るものに悩む悩む….。とはいえ、日中は汗ばむ季節になってきましたね。

買ったばかりの洋服、いざ洗おうと思って洗濯表示を見たら「うわぁ、水洗い出来ない…。」なんて、がっかりした経験ないですか？
都度、クリーニングに出すのも面倒…。もしかして、なんとかして家で洗えるんじゃないか？って考えますよね。笑

実はドライマークの洗濯表示の洋服、家で洗濯出来る事が多く、「洗濯機で洗える」「手洗い出来る」のどちらかの表示があれば家でも水洗いが可能です。
そのからくりと、簡単な洗い方をご紹介します。

最近は「おしゃれ着洗い」「ホームクリーニング」なんて紹介されている家庭用洗剤も多く市販されていて、＝イコール、これを使えば自宅でドライクリーニング出来るんだ？なんて考える人多くないですか？
それ実は大きな勘違いで、家の洗濯では水を使うので「水洗い」となんら変わらないという点。そ、そうですよねー。よくよく考えてみたら。

一般的な 『ドライマーク洗剤』 と呼ばれるものは、比較的ダメージの少ない中性洗剤。あくまで性能のいいおしゃれ着洗いでクリーニング屋さんが使うような溶剤とはまったく別もの。
簡単にいうと、本来クリーニングに出した方が良いけど水洗いが可能な衣類に使える洗剤という事ですね。
ただ水に触れる事で、縮み、毛羽立ち、色落ちといった危険も潜んでいますので注意が必要です。

そしてどの洋服が家で洗濯出来て、どの洋服がクリーニングに出さないといけないのか？なんとなく知っているようで曖昧な気持ち。

大きくまとめると、画像のような「P」「F」「W」等のマークだけの記載がある洋服はクリーニング屋さんにお願いするのが無難。
画像のマークは、クリーニングの際に使う溶剤の種類を指し示しているそう。

-ドライクリーニングが必要な衣類を自宅で洗濯する方法-

まず、手洗いマークがついた洋服はすごくデリケート。
強い力がかかる事で、縮みや傷みの原因になるので手洗いでやさしく汚れを落とします。

特に特別な洗剤は必要なくて、デリケートな洋服をなるべく傷めないよう市販のおしゃれ着用洗剤を使用。一般的なところでエマール、アクロンあたりでしょうか。
ちなみにうちでは香りが好きでエコベールを使っています。

5分程度、押し洗いするだけで大概の汚れは殆ど取り除けるそう。洗濯機を使うよりも手間は掛かるけど短時間で洗えるメリットも。

洗濯機の手洗いコースも同様。脱水の際の絡まり、また摩擦による毛羽立ち等々を防ぐために洗濯ネット必須。ここ、重要です！

①洗濯液をつくる
洗面器に水を張り、水量にあわせた洗剤を溶かす。

②押し洗い
洋服を洗濯液に浸し、手のひらで押して汚れを溶かし出す。

③すすぐ
洗剤と汚れを流しだすために2〜3回水を入れ替えてすすぐ。

④脱水
洗濯ネットに入れて洗濯機に入れ、10秒ほど軽く脱水だけする。

⑤干す
形を整え、風通しのいい場所で陰干しして完了。

おつかれさまでした！

まず洗濯表示を確認して「水洗い可不可」をチェック！
少しでも不安に思う素材は、迷わずクリーニング屋さんへ。お気に入りの洋服であればなおさらです。
正直、スチーム掛けだったり億劫ですよね。苦笑

クリーニング屋さんの「ドライクリーニング」は、水を使用せずに石油系の特殊な溶剤で汚れを落とすので、繊維のダメージや型崩れが少なく油性の汚れを効果的に落とせる事が最大のメリット！
ただ、皮脂等のいわゆる油汚れには強いけど、汗の汚れには弱いという弱点も。

家で洗えるものとクリーニングに出すもの。しっかり分けて季節ごとにクローゼットをきれいにスッキリ！したーい。

物量多くて、未だ終わらない我が家の衣替え。ゴールデンウィークにはなんとか終わらせて、晴れやかな気持ちで初夏を迎えられるよう頑張りたいと思います。笑