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キッチングッズ

今月ご紹介するのはグリルパンです。レストランで出てくる香ばしいシマシマの焼き目が付いたお肉や魚のグリルを作ってみたいと思ったのがきっかけです。グリルパンはシマシマの溝が付いているフライパンのようなもの。溝になった部分に余分な脂が貯まり、表面がカリッと焼けるのがグリルパンの特徴です。

どれがいいだろうといろいろ調べてみていきついたのがマイヤー社のものでした。購入の決め手になったのがグリルパンに付属で付いているグリルプレスなる取っ手の付いた耐熱性ガラスの重しの存在。パン自体をよく熱してからグリルする素材を置いて、グリルプレスをのせて軽く押さえるだけできれいな焼き目がつくという塩梅です。

グリルパンはいろいろなメーカーから出されているのですが、このグリルプレスという器具が付いているのはこのマイヤー社だけ。実際に使ってみるとこのグリルプレスの存在が本当に便利なのです。焼いている間に反りやすい鶏のモモ肉などはこの重しになるガラス板をのせて焼くことで皮全面をまんべんなくカリッと焼き上がります。

ちりちりになりやすいベーコンもまっ平らに仕上がり、ホテルの朝食に出てくるカリカリベーコンも簡単。この重しがとにかく便利で、フライパンで焼く時にも応用しまっています。グリルプレスだけを販売してもきっと人気商品になると思っているのですが・・・。

さて、改めてのグリルパンの使い方をご紹介します。まずじっくりとグリルパン自体をから焼きしておくことが上手に焼き目を付けるコツです。すると素材に焼き目が付きやすい。底が厚く表面はテフロン加工してあるので、表面が熱くなるまで少し時間がかかります。

よく熱したグリルパンは遠赤外線効果を生み、素材を短時間で香ばしく焼き上げることができるのです。表面にオイルをからませた素材を置き、グリルプレスを置き、その上からさらに蓋をかぶせることで蒸し焼き状態になって、表面はカリッとなかはジューシーに仕上がります。
一度このおいしさを体験するといろいろなものを焼いてみたくなります。肉や魚、ベーコン以外にも野菜類もおすすめです。

カブやパプリカ、ズッキーニ、茄子なども香ばしく焼いてから、塩を振って、バルサミコとオリーブオイルをたらすだけでイタリア風の前菜が完成します。もちろんパンを焼くことも可能です。香ばしい焼き目のついたフォカッチャやホットサンドもあっという間にできてしまいます。

フライパンがあればこのグリルパンはなくても大丈夫なものです。でもこれがあるとぐぐっと焼きもののバリエーションが広がって、料理が楽しくなること間違いなしです。
これから暖かくなってきたら、マリネした肉や魚、ソーセージなどいろいろなものを香ばしくグリルして冷たいビールと一緒に楽しむのも休日にはおすすめです。

最後、一年じゅう何度もリピートしているグリルメニューをご紹介します。扱いやすい切り身のカジキマグロをグリルして、ミニトマトのマリネをソース代わりにたっぷりと添えた一品はサラダ要らずで誰に出しても美味しいと言ってもらえる自慢のレシピです。

カジキマグロのグリルミニトマトソース添え（2人分）

＜材料＞
カジキマグロ切り身
塩
胡椒
イタリアンハーブミックス　適量
ミニトマト　2パック
にんにくみじん切り　小さじ1／2
塩　小さじ1／2
胡椒　少々
ホワイトバルサミコ　大さじ1
オリーブオイル　大さじ1～2
バジル　適量

作り方

1ミニトマトは半分に切り、ボウルに入れてにんにく、ホワイトバルサミコ、塩胡椒、オリーブオイルを加えて和え、冷蔵庫で冷やす。

2カジキマグロに塩を振り、5～6分置いて出た水気を拭き、胡椒とイタリアンハーブミックスをふる。

3熱したグリルパンにオリーブオイルをしき、2を入れて香ばしく両面焼く。器に盛り、1のトマトをたっぷりとかけ、ちぎったバジルの葉をちらす。

商品情報

マイヤー社「グリルパン」
株式会社マイヤージャパン