エディター磯部安伽氏の溺愛アイテム
ファッション業界などで活躍する方をゲストに迎え、時代を超えて愛され続ける”名品” をゲストのストーリーとともに紐解いていく連載コラム。
今回のゲストはファッションエディターの磯部安伽氏。ファッション誌を中心に活動する一方、エディターの枠を超えアパレルブランドのディレクションなど幅広くその才能を発揮し活躍を続ける容姿端麗・頭脳明晰な彼女の溺愛アイテムとは…
溺愛のアイテムを1つだけあげるならば⁈
HERMES KELLY (エルメス ケリー)
このバッグにまつわるエピソードを教えてください。
数年前の表参道で。とあるヴィンテージショップのウインドウに、このケリーが飾ってあるのを見かけて、衝動的にお店に入りました。
「いつか欲しいなあ〜」と思って手に取って眺めていたところ、
突然、お店の奥から大草直子さんが現れて!「磯部さん、それ買った方がいいよ!黒のカーフで28cmってなかなか手に入らないから!」と、声をかけてくださり。
大草さんのおすすめならと、思い切って購入しました!あのとき、大草さんに会っていなかったら、「いつか」は、いつまでたっても来なかったかも。運命の出会いでした。
溺愛の理由とは⁈
コーディネートだけでなく、気分や女性像を、一気に格上げしてくれるところ。
名品が持つ”底力”と”夢力”を実感します。
おすすめのスタイリングを教えてください。
カジュアルなコーディネートに持つことが多いです。
着用分は、オールホワイトコーデに合わせてモノトーンスタイルに。
物分は、春にしたいピンクとのコーディネート。
どちらもこんな時期だからこそ、気分が上がる着こなしに。
磯部安伽(いそべやすこ)
ファッションエディター。大手出版社で雑誌編集者として勤務したのち、2013年にフリーランスに。以後、集英社『Marisol』『LEE』『eclat』などのファッション誌を中心に活動する一方、アパレルのカタログ製作やブランディングディレクションなど、エディターの枠を超え活躍する。著書に、『ファッションエディター磯部安伽のスマートクローゼット』(KADOKAWA)。
女性だったら誰もが憧れる名品ですよね。しかも大草さんもおっしゃるように希少なボックスカーフをチョイスところがハンサムな磯部さんらしくて素敵です!
カジュアルなスタイリングをグッと格上げしてくれる”底力”はまさに逸品と呼ばれる所以ですね。デニムスタイルで颯爽と歩く磯部さんのお姿が目に浮かびます。どうもありがとうございました!
TAISUKE TAKEDA
PRディレクター
NYより帰国後、THEORY, PLST, True ReligionなどのブランドPRを経て、現在はRED CARD TOKYO, upper hights, HAUNT, Le minor, GREYCHORDなど国内外のブランドPRを手掛けるアタッシェドュプレス。